Royal Bloodの4th。
前作がダンサブルな路線だった揺り戻しで従来のハードロック路線へ回帰。
ただもうハードロック路線は最初の2作でやり尽くした感あったので、新作は全体的に音が分厚くなくて曲調もメロウなものが多め。
この手の感じならもっとメロディアスな方が似合いそうな気はするけど、Royal Bloodってそういう感じのバンドではないよなぁ…?
5期WANDSによる2作目。
前作比でオリジナル楽曲が大幅に増えた今作は新しいWANDS像を改めて提示したような形になっていて、良い意味で上杉&和久期のWANDSとは差別化を図れた1作になっている。
WANDSの特徴とも言うべき歌謡の要素が新曲からあんまり感じられなかったのと
1期WANDSのダンサブルなノリも今回は皆無。昔が好きな人からするとこの辺はちょっと寂しい。柴崎主導で木村がほぼ不参加なのが痛いなぁ…。
TrySailの5th。
あまりにダサいジャケ写とリード曲のセンスの無さに絶望的になってたけど、
蓋を開けてみればそんなに悪くはない…かな?
似非エジプシャンな変化球ソングとか年相応な落ち着いたバラードとか幅広く揃ってる感じ。ただ個人的に前作が最高傑作だったのに比べるとシングル曲含めてピンと来てなしいし、歴代のアルバムと比較するとやっぱり…今回のアルバムは悪いけどワーストかな、ごめんなさい。。。
Blur 8年ぶりの新作。
個人的にはOasisとBlurでは圧倒的にOasis派でBlurはあんまり聞いてこなかった。
ちゃんと聞き始めたのは前作の魔鞭くらいから。
その魔鞭は結構ポップでなおかつコンパクトにまとまってたから気に入ってよく聞いてた。そこから8年。また新作が出るとは思わなかった。
全編通してバラード多めでだいぶメロウな作風。そこにはもうかつてのようなハツラツとした勢いは無いけど、Blurのらしさをさらに深化&凝縮したような曲がずらーっと並んでて年取るのも悪くないよなぁと感じた。
声優 山村響による完全セルフプロデュースEP3作目。
メロウなベッドルームミュージックって感じ。
ガーリーなポップスでありながらも、少し覗かせる大人な瞬間と陶酔感があるグルーヴが癖になる。あと純粋にメロディが良いよなぁ、これに尽きる。
声優としての第一線で活躍しつつも音楽はインディペンデントで、っていうのはなんか自己の表現に妥協しない感じがあって良いよね。
ドレスコーズの9th。ほぼ1~2年のスパンでアルバムを出し続けてるけど、今回は1年未満(!?)相変わらずの多作っぷり。
前作「戀愛大全」と地続きの続編的なアルバムで、「戀愛大全」で見せたシンセサウンドの幻想的な世界観そのまま。この方向性が個人的に好みど真ん中だったので今作もめちゃくちゃ良かった。
80'sっぽい何処かで聞き覚えのあるような歌謡っぽさがたまらない。歌謡感が前作よりも気持ち増し気味。良いね。
パッと見、煌びやなサウンドなんだけど、毒気のある詩も良い。