あまてんの新曲です。
前作「永遠のAria」から2カ月という短いスパンでのリリースとなったシングル「フリイジア」。
個人的にはそこまで雨宮天のファンというわけでは無くて、
TrySailは好きなのでその流れでシングルにしても買ったり買わなかったりというニワカ。
ただ、彼女が打ち出している歌謡曲路線の楽曲は結構好きですし、最近は自作曲も作り始めて自分の表現したい音楽を表出させてきているので、
個人的に少し注目し始めてる感じっすね。
で肝心な曲のほうなんですけども、
表題曲の「フリイジア」。こちらは中国産アニメ「天官賜福」のEDテーマとして起用されているんですね。
EDテーマって言ったらバラードっすよね~ということでバラード。本編アニメは見てないんで何とも言えないけど、架空の古代中国が舞台な用で、ジャケ写からMVまでどことなく異国情緒漂う感覚。2ndアルバム収録の「エデンの旅人」なんかはこの手と同じ方向性っすね。
平メロとサビでリズム感がちょっと違って感じられるワルツっぽいアレンジが曲の強烈なフックになってて、今までのバラード曲とも良い感じに差別化出来ていて良いんじゃないかなと思いました。
でC/W2曲。
「情熱のテ・アモ」。雨宮天作詞作曲ナンバー。
曲名からしても察せられるようにタンゴ&ラテン&歌謡曲な趣味全開な曲。
「音楽で彩るリサイタル」と題して歌謡曲に特化したライブをやるくらいな人なので
歌謡曲が好きって言うのは知ってたけど、
ここまでコテコテに寄せるのはこれが多分初めて。
って思ってたら次の
「Emerald」はもっとコテコテにストレート歌謡曲。声優の曲でまず「船旅」ってワードは出ないよね(笑)
歌い方もコブシが少し入ってるような感じだけど、メロディもそういったのを意図して作ってるんだろうなぁと想像が簡単にできる。こちらは提供曲だけどここまで歌謡曲に寄せるならこれでアルバム1枚作ってくれ!と個人的には思っちゃうな。
と今回はなんとシングル初の3曲収録という力の入れよう。
「音楽で彩るリサイタル」が後に控えているから、という理由はあるんだろうけど、
自作曲が増えたり、歌謡曲路線が増えたりと
明らかに彼女の表現したい音楽が全面に出てきているのでその意識の表れが今回のシングルとして結実した感じという認識で間違ってないと思います。
今までは「VIPER」が雨宮天シングル史上最高傑作だと思ってたんですけど、
「フリイジア」はそれに肩を並べるくらい良いです。マジ。
なんか最近はTV出演だったりとかThe First Takeへの出演だったりとか
いわゆるアニソン的な売り出し方が急に強くなってきてる感じがするんですけど、
個人的には歌謡曲路線バンバン進めてほしいっす。
あ、これは余談なんですけど
9mm Parabellum Bulletに曲提供してもらえないかなぁ~~~~ってずっと思ってます。
絶対合うと思うんだよなぁ9mm×雨宮天。
歌謡曲的要素を持ちつつも、天ちゃん十八番のゴリゴリロックチューンの融合的なのを聞きたい…。。。