Quantum of Solace

好きなことを書きたいときに

旧譜を漁れ #1

 

新譜に追いつけないシリーズを記事でやってるんですけど、

これは旧譜を漁るシリーズです。

サブスク始めてから新譜より旧譜聞く率の方が高い気がするし、

こういう風に感想を書く機会を作らないとブログ更新しないんで(笑)

 

 

 

 

詠時感~時へのロマン~

詠時感~時へのロマン~

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ジョン・ウェットンスティーヴ・ハウカール・パーマージェフ・ダウンズによるプログレスーパーグループの1st。

なんかプログレっぽい、どっちかというと産業ロックと称されたアメリカンハードプログレとかの方に近いイメージ。凄くポップでキャッチー。

「Heat of the Moment」とかは良かったけど、ジョン・ウェットンのボーカルがイマイチハマらなかった。クリムゾンの「Red」は愛聴盤なんだけど…。

時間置いて聞きなおせばまた印象変わるかも。

 

 

 

Back to the Innocence

Back to the Innocence

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Journeyのジョナサン・ケインのソロアルバム。

ペリーのヴォーカルを想像しちゃう「Faithfully」のセルフカバーはイマイチだけど、それ以外は先入観無く聞けるのでかなり聞ける1枚。

ペリーが去った後のJourneyはメロディはかなりの部分でジョナサンで成り立ってるんだなぁっていうのがよく分かる。まぁ・・・ヴォーカリストとしては向き不向きがあるからさ…。

 

 

 

ディシプリン

ディシプリン

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「Red」「太陽と戦慄」を想像すると、だいぶ音が軽やかで細やか。そんでいでだいぶいかれたサウンド構成。

正直面食らいましたけど、これもこれで良いなって。

アルバムでは浮いてるっちゃ浮いてる「待ってください」が意外なことに美メロで泣ける。たぶんクリムゾンでも貴重なポップソング枠。

 

 

A Passage in Time

A Passage in Time

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二階堂奥歯の本読んでたらこのグループについての記述があったので聞いてみた。正直よく分からないなぁ~って印象だし、とうとう二階堂奥歯も途中で積み本行き。二階堂奥歯よりも年上になってしまったよ。

最近ふいに思い出して改めて聞いてみたけど、宗教音楽的であり、RPGゲーム内にある町のBGM的であり、ワールドミュージック的でもある。結局よく分かってない。率直な感想としては言い知れぬ怖さを感じる。

 

Radio Jellyfish

Radio Jellyfish

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こないだ花澤香菜のライブを見に中野まで行ったときにディスクユニオンでほぼ定価で購入。割と高騰してるアイテムなので3000円ちょいで買えたのはだいぶラッキーだったはい、ここ数年夢中になってるJelly Fishのアコースティックライブアルバムです。

どうやらラジオ番組のためにアコースティックセットで収録した内容ということで、

2ndアルバムの曲もやってるのでたぶん解散直前の彼らなんでしょうか?

アコースティックでやることによって、より彼らのずば抜けたポップセンスが感じられてすんばらしい。最高。

ほぼ持ち歌みたいな「No Matter What」のカバーがやっぱり1番良いかな?

 

 

 

NICE.

NICE.

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PUFFYの5thアルバム。上記のJelly Fishのアンディ・スターマーが全作曲、プロデュースを務めた1枚ということで。

PUFFYなんて奥田民生時代しか知らんので、ほぼ初聞き。正直Jelly Fish感はあんまり無くてその片鱗が感じる曲が数曲ある程度(ともだちとか新しい日々とか)だけど、

ポップセンスという部分ではいかんなく発揮されてて良い。

 

 

 

上記のJelly FishのRoger Joseph Manning Jr.によるソロアルバム。

アンディはここ10年はすっかり表舞台から姿を消してしまってるようだけど、ロジャーはコンスタントに作品を発表してて嬉しい気持ち。

そんな彼のソロ1作目だけど、たぶんJelly Fishのメンバーが解散後に出した中で一番Jelly Fish味を感じられる作品がこれだと思う。

キャッチーでポップなメロディにちょっと捻くれたセンスが炸裂してて、「そうそうこれこれ!」ってなった。

 

 

リバティーンズ再臨

リバティーンズ再臨

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まさかのサマソニ来日決定!に備えて復習。

リリース当時も聞いたけど、アルバムとしては3作で一番完成度が高いなと思う。

初期衝動をそのまま収めたような1st、崩壊し続けるバンドがなんとか作品に仕立てた破滅的な2nd、そして年月を経て作品をきちんと作った3rd。

そりゃ3rdが1番の完成度になりますよっていう(笑)

1stや2ndの頃のようなギラギラした彼らはもういないけど、ただの同窓会バンドじゃなくて新作を作ったっていうのが今作最大の意義だと思うし、アーティストとしてあるべき姿だと思う。…ということで新作待ってますよ!(ここ数年ずーーーっと言ってる)

 

 

 

【まさかの続編】鋼の錬金術師 復讐者スカーは面白いのか?


まさかの続編、「鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカ―」を見てきました。

 

 

鋼の錬金術師

2017年に公開された実写映画第一弾は

原作荒川弘による書き下ろしの0巻配布という特典があり、週末興行成績では1位を記録しました。しかし、最終的な興行収入は11億止まり。作品も酷評されるという結果になっており、まさかこっから続編を作るとは…夢にも思いませんでした。

 

個人的にもこの2017年の作品は面白くなかったです。

中途半端に原作をなぞった原作名シーンのダイジェストオンパレードに、

あまり褒められたもんじゃないオリジナル展開。ホムンクルスの雑な扱いに火炎放射器大佐などなど…ファンなら思わず首を傾げたくなるような出来。ファンじゃなくても一個の映画作品としても唐突なBGMの入れ方とかカット割りとかとにかく微妙で、こりゃ酷評されるわ…っていう感じでした。

 

そんな大失敗ともいえる2017年のハガレン実写から

今回の完結2部作。

前作同様つまらないのか?

それとも生まれ変わって、超面白くなっているのか?

 

それを確認するべく、劇場に足を運んできた次第です。

 

結果から言います。

 

しっかりつまらなかったです(笑)

 

 

 

BGMの入れ方、カット割りの退屈さ…前作で感じてた映画そのもののつまらなさがそのまんま。ホントそのまんまです。ビックリした。

特にきつかったのはアクションシーン。

全くスリリングさとスピード感を感じない映像で、エドとスカ―の錬成をぶつかる瞬間や肉弾戦のシーンはほぼ確実にスロー演出が入ります。

間一髪で攻撃を避けた、とか刹那の攻撃の切り取りを映したい、とか意図は分からなくもないんですけど、戦闘シーンがあるたびにやるのでおそろくテンポが悪いっす。

 

あと予算の関係か、

ロケが皆無になってほとんどセットでグリーンバックを背景に撮ってそうな感じなんすけど、

そのせいで走ったり、長回しで長距離を移動したり、といったカットが無く、奥行きが感じられずどうしても画面上の空間が窮屈に感じてしまいました。

 

ハガレンって力と力のぶつかり合いみたいな戦闘、というよりかは地の利を生かした戦い方をしてるイメージが強いので、その地の利を生かしてる感が全然ないのはきつかった…。エドとリンによるホムンクルス捕獲作戦も原作ならもっと町全体を活かした話だったと思うんだけど、映画を見てるとセット内だけで完結してる感が画面越しにも凄く伝わってきます。

 

そんなこんなで映画としては作り物感が見え見えで凄く退屈だし、この点はまだ前作のほうが良かったなって思ってます。まだアッチのほうが金掛けてた。

 

 

が、今作にも良いところはあります。

 

まずキャスティング。

キャスティングに関しては前作の時点でかなり良かったんですけど、

今作でもかなり良いです。

もう山田涼介はエドにしか見えないし、水石亜飛夢は本当にアルの声にピッタリ。

リンもブラッドレイもメイもマンガからそのまま具現化したような完成度で

これらが実際に動いてるシーンを見れるっていうだけでもハガレンファンとしてはお金払えます。一番良かったのは…やっぱり内野聖陽ホーエンハイムかなぁ…?

すごいホーエンハイムでした。今作では顔出し程度でしたけど、6月の「最後の錬成」での活躍っぷりには期待できそうです。

 

あとはストーリー。

正直、完成度は高くないです。2017年の作品では原作27巻のうちだいたい10巻くらいまでの内容しか網羅しておらず、

そこからたった2作品で原作ラストまで描くために17巻分を補完しないといけないわけで。

今作で初出キャラだけでもスカ―、キンブリー、ブラッドレイ、ホーエンハイム、リン、メイなどなど…かなりの数。

しかも原作ラストまでやるなら外せないキャラ達で、6月公開の「最後の錬成」ではブリッグズの面々や師匠も出てくるっぽいのでさらにキャラ数が増加。

2時間という尺では必要なキャラを出して、最低限のストーリーを追うだけで精一杯なのが見てわかると思います。

 

が、今回の映画ではそれを一応ちゃんとやってます。

オリジナル展開も一部あるけど、あくまで2部作で作品を納めるためにシナリオを再構成する過程で必要なモノであったし、何より雑な名シーンダイジェストになってない!

なによりキャスティングに関してはほぼ文句が付けようがない出来なのでそれなりに見れる絵面に仕上がっていて、

2017年版よりもはるかにハガレン愛を感じる出来だったと思います。

 

そんでもやっぱり時間は足りてないし、ところどころ端折っているので

ハガレンファン以外が見てもなんのこっちゃ?ってなりそうなんですが(笑)

 

まぁでもちゃんとハガレンのストーリーでハガレンのキャラが動いているのを拝めるのでその点を期待してる人は見に行って損はないと思います。

2017年版はまずそこがちゃんとしてなかったんで。

 

ただ、映画としては超つまらないです。これだけは覚悟した方が良いと思いました。

 

(6月の最後の錬成も見に行きます多分)


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新譜に追いつけない #4 特大号

 

気が付いたら聞いてる新譜も増えてたので備忘録的な意味合いも込めて書いときます。

 

 

UNLIMITED LOVE

UNLIMITED LOVE

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ジョン復帰のレッチリ

発売されてから1か月くらい経つけど未だに聞いてる。

だけどそれは過去を上回る傑作!だからという理由では無くて、

良い意味でも悪い意味でも驚きの少ない安心感のあるレッチリだからかな。

「By The Way」のB面のようでもあり、「Stadium Arcadium」のB面のようでもある。

今までのようなアンセムはほぼほぼ無いけど、ジョンが復帰しただけであの頃の空気感に戻れるのはホントに凄い。

自分はそのあの頃のリアルタイムで知らないので、それを追体験したいっていう意味でも聞いてる。あと「Veronica」のメロウっぷりに泣ける。

 

 

Mr. Morale & The Big Steppers [Explicit]

Mr. Morale & The Big Steppers [Explicit]

  • pgLang/Top Dawg Entertainment/Aftermath/Interscope Records
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話題沸騰中のケンドリックラマーの新作。

…正直よくわかんない。結構ピアノをメインに据えたビート作りは良いなって思ったんだけど、アンセム的な爆発力のある曲が1曲も無いのでハマり切れない感じ。

いやそうじゃないでしょケンドリックラマーの聴き方は!って言われそうだけど、

音楽に政治的なメッセージや警鐘とか求めないし、そもそも文化的な違いがそれを理解するためのハードルが高すぎる。理解したとしても、俺のリスナーとしてのスタンスを考えるとおそらく疲れるだけだと思うんで、今回は縁が無かったということで…。

「To Pimp a Butterfly」はその辺を度外視しても音だけで圧倒的に楽しめたので、個人的にはそういう方が好き。

 

 

音楽グループfhanaの4年ぶりのアルバム。

アニメタイアップのシングル曲ばかりが注目が集まるけど、fhanaの真価はアルバムにあると前々から思ってて、それは今作でも健在。

特にコンセプトの強い作品になってるがゆえにアルバムとしての完成度、ポップスとしての強度はこれまでで一番強いと思う。

聞いてて面白かったのは結構もろにThe 1975に影響受けました!なサウンドアプローチが見受けられて点。こういった感じにfhanaはクリエイターとしての同時代性をちょこちょこ感じるのは良いなって毎回思う。

 

 

 

hololive所属のVTuber 宝鐘マリンの新曲。

作編曲がサクラ大戦やワンピース、ジョジョの曲で著名な田中公平というトンデモナイ豪華な采配。

ブラスをふんだんに取り入れた壮大なオーケストレーション的なサウンドに耳を奪われる。そんじょそこらのVtuberの曲では太刀打ちでき無さそうな曲の強度で素晴らしい。

お歌は正直そこまで…だけどそこはご愛敬。

 

 

Jack White久々の新作。

前作がちょっと捻った内容だったので、今作のギターぶっ飛びっぷりには歓喜

カオスな勢いで盛りだくさんの展開で相変わらずの圧の強さなんだけど、とにかく高いテンションで最後まで轟音でぶっ飛ばしてくれるので最高の一言しか出てこない。

今年はなんともう1枚アルバムを準備しているとのことなのでそっちも楽しみでしかない。

 

 

雨宮天の新曲。今回は「PARADOX」に続くキュートポップ系統の楽曲。

「PARADOX」がスカテイストだったのに対してこちらはよりダンサブルな方向性に。

C/Wの「SOS」も同じタイプの曲。正直どっちがA面でも変わんない(笑)けど、個人的には「SOS」の方が曲にエモ(ジャンル的な意味で)を感じるので好きかな。

あと眼鏡天ちゃんは凄い可愛い。

 

 

 

High Flyer EP

High Flyer EP

  • Omnivore Recordings
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66年に「Walk Away Renee(愛しのルネ)」が大ヒットを記録したバンド・The Left Bankeの蔵出し音源EP。

バンド自体はメンバー間のゴタゴタもあり、短命で終わっており(69年解散)、2022年現在は主だったメンバーは全員この世を去っている。

そんな中出てきたこの音源は2001年にメンバーの2人が制作したものの、当時はリリースの陽の目を見なかったモノ。

バロックポップと言われた彼らの良さがそのまま…とは言わない。というかほぼデモみたいな作りでこれで完成形なのか?って言われると微妙な所だけど

愁いのあるメロディアスな曲はあの頃のまんま。なんで2001年当時出なかったんだろうなぁ…。

86年にリリースされた未発表アルバム「Stranger On a Train」の2022年再発版にも収録されている模様。

 

 

 

米津さんの新曲。

えーシン・ウルトラマン見てきましたよ!賛否両論あるっぽいですけど、個人的には凄く良かったです。特撮を通ってきた人なら何かしら感じるところはあるんじゃないですかね?

でその主題歌がこの「M八七」。

曲自体は嵐に提供した「カイト」に似てるな~ってまず思ったんですけど、歌詞の強さがね、良い。「君が望むなら それが強く答えてくれるのだ」。おぉ…瞼の裏に憧れだったあのヒーローが浮かんでくる…。

こういったタイアップにきっちり寄せて涙腺を刺激してくるとこはズルいなって常々思ってます。

効果音満載、カオスな「POP SONG」も妙に艶やかなエレクトロニクスな「ETA」とC/Wも充実してる。相変わらず凄い情報量だなと感じます。

 

 

 

Charlie Puthの新曲。今年出るアルバムからの2枚目の先行シングル。

ワイルドスピードの「See You Again」でもそうだったけど、

パーソナルでなおかつ感傷的なバラードを歌わせたから彼はホント素晴らしくて、この曲もそのタイプ。MVでフレディ・マーキュリーの格好してるのはいみわからんが。

 

彼の前作「Voicenotes」は個人的には80'sテイストと取り入れつつ、それを現代のポップに上手い具合に昇華させた大傑作アルバムだと思ってたんだけど、

あんまり良い評価が聞かなかったのはホント不満で。

そんな彼が満を持して4年ぶりにアルバムを出すということで期待しないわけがない。

アルバム、期待して待ってます。

 

 

花澤香菜 Live 2022「blossom」に参加してきた。

 

 

 

前作「ココベース」を引っ提げてのツアー以来、約3年ぶりに花澤香菜のライブに行ってきました。

実は2年前?くらいに開催予定だった「かなめぐり2」に参加予定だったんですが、

例のやつのせいで中止になってしまったので、本当に久々の花澤さん。

 

前回は佐橋佳幸バンドだったので、北川勝利バンドの花澤さんってことになると

前々作の「Opportunity」以来なので5年ぶりくらい…汗

 

個人的に花澤さんと同じくらい北川さんも好きなんで、久々に演奏する姿見れて良かったっす…。

 

アルバムの方の感想はこちら↓

redhotshow.hatenablog.com

 

 

 

以下ネタバレ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回のライブは自分、CD先行でチケット取ったので

1階20列目だったで、まぁそんなに舞台から近い席では無かったんですが、

会場の規模自体がそこまで大きくなかったので20列目でも全然近く感じました。これは嬉しい誤算。

 

当日のバンドメンバーはこんな感じ。

 

「Opportunity」はFire Horesの2人がいたり、ドラムスとベースが別の方だったり、パーカッションがいなかったりしましたけど、

北川さん末永さん山之内さんは不動。

 

で、ステージングなんですけど、

スクリーンが凄く多用された演出でしたね。ああいうの初めて見たんですけど、配信だとどういう感じに映ってたんですかね?

大きな会場にはだいたいある、パフォーマンスを見せる用スクリーン1個と

舞台の全体を覆うくらいのデカさの薄いスクリーンの2段構え。

ここまで映像というかプロジェクターを駆使した演出って初めて見たので面白かったです。

 

 

ライブセトリはこんな感じ。ブロックごとに感想書いてきます。

 

 

1.[Secret Track]

2.ユメノキオク

3.You Can Make Me Dance

4.Don't Know Why

5.港の見える丘

 

まさかのCDのみ収録の[Secret Track]からのスタート。まぁライブにまでくる人なら聞いてるよね?って事なんでしょうか。新たな幕開け!っていう感じの曲だからライブのスタートには確かに最適かも。

今回の「blossom」はサウンドが打ち込み主体で今までの作品とは毛色は異なっていたんだけど、ライブではもちろん生演奏なので曲に血が通ったようにイキイキして聞こえてきて、アルバムとはまた別の「blossom」を聞けてる感覚で凄く良かった…

 

6.Miss You

7.LOVE IS WONDER

8.Night And Day

 

LOVE IS WONDERはアルバム恒例のダンスソング。Twitterでダンス動画出してたんで、多少は予習していったので付いていけました。

なお、いちおう「Don't Know Why」も「SHINOBI-NAI」もダンス強要型ソングだったんですけど、こっちではダンス要請はされなかったです。「SHINOBI-NAI」とかめっちゃ難しいそうだもんなぁ・・・。

そして「Night And Day」!!!

実は「Opportunity」の仙台公演で聞けた曲ではあるんですけど、僕の大好きな大大名盤である「Blue Avenue」からの曲なので、イントロのビックバンド風味なサウンドが聞こえたときは歓喜の声を上げました(ご時世を考慮して無言で)。

 

 

9.草原と宇宙

10.flattery?

11.Nobody Knows

 

ミトさん作の「草原と宇宙」。岩里さんの詞が素晴らしいっていう話を花澤さんが喋ってて。この閉塞感のある社会で自分をキチンと褒めてあげようって本当そうだよなぁって思う。

そして…そして「flattery?」よぅーーーーーやく聞けたよ…。

花澤さんの中でもかなり好きな1曲でこういうセンチメンタルな空気感に弱いっす。。。

で、「Nobody Knows」。えっ!?俺を殺す気ですか????

また超大大大名盤の「Blue Avenue」からの曲で、ゾワッっと鳥肌立った。花澤さんと北川さん周辺にオサレな空間が形成されてて、おぉ…ってもう言葉が出ない。

この曲やるならFire Hornsいてほしかったなんていうないモノねだりしてすいません。

 

12.GSSP

13.息吹 イン ザ ウィンド

14.Moonlight Magic

15.SHINOBI-NAI

 

GSSPから舞台に大き目なスクリーンが下りてきて「おっ?おっ?」となる。

なんて花澤さんとバンドメンバーを完全に隔ててしまい、プロジェクションマッピングの演出をバックに花澤さんが歌唱。

その裏で(なんも見えないけど)バンドの方々は演奏…という形。

視覚的には面白かったけど、個人的にうーーーーん…な演出。せっかくバンドいるのにそれを隠しちゃうのはどうなんよ?バンド連れてないライブなら分かるけども、姿見えないのにギターソロとか聞こえるのは複雑。

この演出は幸い2曲で終わって良かった。

SHINOBI-NAI」はそんなに好きな曲じゃないけど、ギターソロめっちゃカッコいいよな?ってその反動で感じました。

 

16.We Are So in Love

17.マラソン

18.恋する惑星

19.青い夜だけの

ラストスパート! ROUND TABLEの「Friday Night」っぽいのに乗せてメンバー紹介。そっから演奏が急に激しくなって…っていうのはこないだのショーケースライブのと同じ流れ。映像では見てたけど、生で見ると結構緩急激しくてライブ見てるぅ~感が凄く味わえてよかった。

んで「We Are So in Love」「マラソン」恋する惑星」。この辺は割と花澤さんライブの定番曲で間違いない曲。何気に俺の好きな上位ソングに入る「We Are So in Love」と「恋する惑星」がよく演奏されるのは嬉しいんだよなぁ…。

そして「青い夜だけの」。宮川弾最高かよぉ…。パフォーマンスも最高だったし、120点満点上げたい。

 

 

20.恋愛サーキュレーション

21.星空☆ディスティネーション

こっからアンコール。新曲発表もありましたが、おそらくやるだろうなっていう2曲を期待に応えてやってくれました。

恋愛サーキュレーションは中国人気に触発される形で最近やり始めた曲なんでやっぱり見れるとレア感あるんだよなぁいまだに。

そしてこの曲やってるときは花澤さんなんだけど、ちょっとだけ千石撫子が降臨してる感が出るのが凄い。

星空☆ディスティネーションはホントいつもの。実家のような安心感。

 

 

ざっとこんな感じでした。

他にも恒例のパンの話とか

お花ちゃんの成長記録とか

バトンを使ったパフォーマンスなんかもあったんですけど、

どのタイミングでやったMCだったか失念したんで

その辺は他の方のレポにお任せします。

 

blossom」が北川さんが復帰したアルバムということで凄く良かったし、ライブも期待してましたが、期待通り最高のライブでした。

スクリーンを使った演出には一部不満ありましたけど、

Blue Avenue」のライブに行けてなかったのに「Blue Avenue」を聖典としてあがめてる「Blue Avenue難民」には救いになるような選曲(3曲も聞けた!)し、

「flattery?」も聞けた!!

もう言うことはない! 僕は満足です!

ありがとう!

 

今度は北川勝利(ROUND TABLE)のライブで逢いましょう!(まだ計画もされてない)(やるかもわかんない)(やってください)

 


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11年ぶりの新作に向けて~Journeyの歴代アルバム振り返り(Revelation~Freedom)

 

 

 

 

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 新作に向けてのJourneyアルバム振り返り記事5こめです。

今回はスティーヴ・オウジェリ―脱退後にアーネル・ピネダが新ヴォーカリストとして加入したRevelation以降の作品を取り上げます。ではいきましょ!

 

 

 

 

 

Revelation

Revelation

  • Frontiers Records
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Journey『Revelation』

2008年6月3日リリース。

 

 

ニール・ショーン (guiter)

・ロス・ヴァロリー (bass)

ジョナサン・ケイン(keyboard)

・ディーン・カストロノヴォ(drums)

アーネル・ピネダ(vocal)

 

 

13thアルバム。

前作リリース後の2006年のツアーでヴォーカルのスティーヴ・オウジェリ―が喉を傷め、一時的にバンドを脱退。

急遽サポートとしてニール・ショーンと共にバンド活動もしていたジェフ・スコット・ソートがヴォーカリストとして参加することに。

結局オウジェリ―はバンドに戻ることが出来ず、ジェフがそのままバンドに在籍することになったが、翌2007年にはニール以外とのメンバーの不和により早々に脱退。Journeyは活動休止状態になってしまう。

 

活動休止中にバンドはヴォーカルを探すことになるが、Youtube上でJourneyの曲を歌うアーネル・ピネダを見つけ、オーディションの末にバンドに加入することが決定。

そのままアルバムレコーディングに入り、完成させたのが「Revelation」である。

 

新曲で構成されたDisc1と過去曲のセルフカバーを収録したDisc.2の2枚組構成となった今作はリスナーからも受け入れられ、全米5位という再ヒットを飛ばすに至った。

フィリピン出身のアーネルの加入によりアジア圏のファン層も獲得し、バンドは再び活動を軌道に乗せることになった…。

 

というのが今作。

前作、前々作の商業的失敗が嘘みたいに華麗なる復活を遂げたJourneyだが、ソングライト自体は実はそんなに変わってない。「Arrival」も「Generations」も普通に良い曲書いてたし、今作だけがめちゃくちゃ優れてる!っていうわけではない。

が、が!!

アーネルという逸材を見つけたバンドが復活するために、明確にヒットを目指したんだなぁっていうのはヒシヒシと伝わってくる。

まず曲。

ソングライト面での変化はそこまで無いが、明らかに全盛期Journeyの曲調に寄せたサウンドやアレンジをしていて、

なおかつセルフパロディ?とも言えなくもない、過去曲に寄せたリフやメロディ、曲構成を登場させており、賛否はありそうだが、昔のファンにキチンとアピールしているような恰好になっている。

Disc.2のセルフカバー集も同じ理由で作ってそうだし、それが功を奏して再ヒットを飛ばすことが出来たんだなぁっていう感じはする。

 

ただ、それもこれもアーネル・ピネダという逸材を発見できたから。

前任のオウジェリ―よりもペリーに近い声質で、なおかつペリーよりもアグレッシブでパワフルな彼のヴォーカルスタイルはまさにペリーを求めるファンにも答えつつ、新しいJourneyをアピールできる最高の人材で、

Disc.1の新曲群がただのセルフパロディに陥らずに、単体でも煌めいて見えるのは明らかに彼のおかげ。まんま「Faithfully」な「After All These Years」はホントまんまだけど、ペリーの模倣じゃない完全にアーネルの曲にしか聞こえんもん…。

まぁヴォーカリストとしての実力は加入直後ということもあって、まだまだ未完成だけどそれを補っても余りある出来だと思う。

 

 

2009年のライブ映像。たった1年で音源からの成長っぷりが著しい。


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Eclipse

Eclipse

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Journey『Eclipse (ECL1P53)』

2011年5月24日リリース。

 

 

ニール・ショーン (guiter)

・ロス・ヴァロリー (bass)

ジョナサン・ケイン(keyboard)

・ディーン・カストロノヴォ(drums)

アーネル・ピネダ(vocal)

 

 

14thアルバム。

アーネル加入後2作目となる本作。前作ほどでは無いものの全米13位を記録し、人気の復調っぷりをアピールした。

またアーネル加入にまつわるドキュメンタリー映画「ジャーニー/ドント・ストップ・ビリーヴィン」が今作に合わせて公開されている。

 

 

今作の特徴は作風のハードロックさ。オウジェリ―在籍時の2作目「Generations」がハードの仕上がりな作品であったが、あれすら上回る。

明らかにニール主導のハードロック路線であり、ジョナサンの手によるメロディアスなバラッドはかなり抑えめ。しかも1曲1曲が5分越え、6分越えが普通に当たり前でアルバム自体がかなり長尺。

前作がパブリックイメージのJourneyに寄せた作風だった反動からか、だいぶやりたい放題のニールショーンである。

この辺がどうやら賛否を呼んだみたいで、個人的にもまぁ確かにJourneyにしては激しすぎよなぁ‥‥と思う。

アーネルのヴォーカルは前作からかなり成長して、表現力も豊かになり素晴らしい限りであるが、今作はザ・Journeyみたいな曲が少ないので活かしきれる場が少ないのが残念でならない。

それでもシングル「City Of Hope」は名曲だし、ジョナサンのセンスが冴えわたるパラーバラード「TANTRA」が貫録すら感じられる完成度だ。

 


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だからこそ、今作の次の一手が凄く気になるんだけども…

Journeyは今作を最後に音源製作から遠ざかり、ライブが主体の活動に移行。

 

 

80年代の作品「Escpae」「Frontiers」の日本での再現ライブを納めたライブ作品がリリース出たり、

 

2017年にロックの殿堂に入ることが決定し、式典にはスティーヴ・ペリーを含む歴代メンバーが集結したりと

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様々なニュースはあったものの、音源製作には至らず…。

 

この間にもメンバー変遷はあり、

「Arrival」からドラムスを担当してきたディーン・カストロノヴォがDV疑惑で2015年にバンドを解雇され、

全盛期のバンドを支えたスティーヴ・スミスが復帰したり、

そのスティーヴ・スミスとロス・ヴァロリーが2020年にニールとジョナサンとバンドの運営会社を巡るトラブルに発展し、ペリーと元マネージャーを巻き込む裁判沙汰にまで発展した挙句バンドを去ることになったり…と

あんまりよろしくないニュースもあったりした。

 

音源製作の兆しが見えたのはコロナによるライブ活動が思うようにいかなくなった2020年。

ロス・ヴァロリーの後任には「Raised On Radio」でベースを担当したランディ・ジャクソン、スティーヴ・スミスの後任にはナラダ・マイケル・ウォルデンが付くことになり、

バンド再編成と共にアルバム制作に突入。

 

そして2021年、10年ぶりとなる新曲「The Way We Used To Be」が公開。


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2022年には11年ぶりとなる新作「Freedom」がリリース予定である。

(リリース日は未定)

新作にはナラダ・マイケル・ウォルデンランディ・ジャクソンが製作に関わっているようだが、現時点でどちらも既にバンドを抜けているようで

2022年現在、通常メンバー(ニール、ジョナサン、アーネル)に加えて、ドラムスはディーン・カストロノヴォ、キーボードはジェイソン・ダーラトカ、ベースはトッド・ジェンセンがライブに参加している。

 

雨宮天のライブに行ってきた inパシフィコ横浜

3/27にパシフィコ横浜で開催された雨宮天のライブ『BEST LIVE TOUR SKY』に行ってまいりました。

 

一昨年の『The Clearest SKY』、去年の『音楽で彩るリサイタル』に続いて、彼女のライブに行くのは3回目。

全くそんなつもりは無かったのに、歴代で最もライブに足を運んでるアーティスト第2位になってます。

 

正直そこまで熱心なファンではないんですが、

行ったら行ったで全力で楽しませてくれるのが雨宮天っていう人なんですよね。

 

忘れないうちにレポを箇条書きしてきます。

 

・ベストアルバムを引っ提げてのツアーでツアータイトルも「BEST LIVE TOUR」ってなってるけど、言うほどベスト選曲ではない。

結構シングル曲がハブられてたし、俺が1番好きな「VIPER」がやらなかったのは残念だった…。

なんなら一昨年にやってた「The Clearest SKY」の方がベスト、集大成的なライブだったと思う。

今回のライブは「The Clearest SKY」で生バンド体制を開始し、「火花」で自作をするようになった雨宮天の最新版を提示するものだったと思う。

 

・「夢空」のポップパンクアレンジに

「irodori」~「ロンリーナイトディスコティック」の繋ぎだったり、衣装チェンジ時のセッションだったり、生バンドだからこそできる演出も随所で光っている。

まぁ確かに事前録音しとけばアレンジも衣装チェンジの時間も稼げるけど、バンドと一緒にやるからこそ意味があるんだわ。

それが分かってるから生バンド編成を続けてるんだと思う。

 

・といってもバンドを率いていても、ロックスター的な感じになるのではなく、バックダンサーを擁して可愛くパフォーマンスしてるのも良かった。

カッコいい奴と妖艶の奴は決め顔選手権と化してたけど、可愛い曲はそっちに全振りでパフォーマンスしてくれるのが最高。

 

・期間限定でTwitterで展開された企画「そらのはるやすみ」のテーマソング(未音源化)が聞けた!

これはもともとやる予定は無くて、ホントハプニングの賜物なんだけど、多分貴重な体験だったと思う。

 

・アニメ「彼女、お借りします」の挿入歌で

キャラソンなのか、雨宮天名義なのかイマイチ立ち位置が曖昧で

いまだにCDに収録されてない(ベストに入らなかった…)「君を通して」が聞けた!

そんな経緯だったのでライブ披露なんてしねーだろうなーーって思ってたらアンコールで聞けた。良かった。

 

 

ざっとこんな感じです。

年取ってから涙腺が死んでるんで、最後のMCとか泣きそうになりましたね。いいですね熱いです。

職人芸みたいに完璧なステージングなのも素敵ですけど、自分の弱さを吐露しちゃう系のライブも違った意味グッときます。また行きたいっすね…。

 

 


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11年ぶりの新作に向けて~Journeyの歴代アルバム振り返り(Trial By Fire~Generations)

 

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 新作に向けてのJourneyアルバム振り返り記事4こめです。

全盛期のメンバーが再集結したTrial By Fireからペリーの後任としてJourneyを支えたスティーヴ・オウジェリ―期の最終作Generationsまでを振り返っていきます。

 

 

 

 

 

 

Trial By Fire (Exp)

Trial By Fire (Exp)

  • アーティスト:Journey
  • Sbme Special Mkts.
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Journey『Trial By Fire』

1996年10月22日リリース。

 

 

ニール・ショーン (guiter)

・ロス・ヴァロリー (bass)

・スティーヴ・スミス (drums)

スティーヴ・ペリー (vocal)

ジョナサン・ケイン(keyboard)

 

 

 

10thアルバム。

前作「Raised On Radio」を引っ提げてのツアーが途中で中断され、Journeyとしての活動もそのまま休止状態に入ることになり、

メンバーを各々ソロ活動に取り組むことになった。

(ペリーは2枚目のソロアルバムをリリース、ニールとジョナサンはThe Babysのメンバーを合流してBad Englishを結成、ヴァロリーとスミスはバンドを先に抜けたグレッグ・ローリーと合流してThe Stormを結成などなど…)

 

1988年にはベストアルバム「Greatest Hits」がリリースされ、現在までに全世界で2000万枚の売り上げを記録する大ヒットを飛ばしていたが、

メンバーが再結集したのは「Raised On Radio」から約10年後の1996年になってからだった。

「Escape」期のメンバーが揃い、まさに全盛期の再現とも言うべきアルバムがこの「Trial By Fire」。本編14曲70分越えという超大作でその力の入れようがヒシヒシと伝わる。

今作は全米3位という結果も残したが、ペリーの怪我とツアーに出たいメンバーとの確執により、「Infinity」以来、バンドを牽引してきたペリーが脱退するという事態に陥ってしまい、フロントマンを欠いたJourneyはこれ以後長い暗黒時代を迎えることになる…。

 

と、ざっとアルバムまでの経緯とその後を書いたが、アルバム自体は全盛期のメンバーが復活しているだけあって文句なし。

リードシングル「When You Love a Woman」が過去にないほどしっとりしたバラードだったことからも伺えるが、バンド全体としても10年分きちんと歳を重ねたような落ち着きと穏やかさを感じられる。これはこれで年相応の音楽って感じがして良いと思う。

ペリーのヴォーカルが10年前に比べても掠れて高音が出なくなってるのも、一種の味になっていてアルバムの落ち着いた雰囲気を醸し出すのに一役買ってる。特にバラード(前出の「When You Love A Woman」や「Don't Be Doen On Me Baby」)はとても良い。ペリーがこれでもかというくらいじっくり歌ってくれるので。

が、やっぱり70分越えは長い…。途中変なレゲエっぽい曲もあるし、詰め過ぎは良くない。あと加齢によって声が出なくなったペリーは高音がややキンキン響くような歌い方をしてるのでそれも気になるっちゃ気になる。


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Arrival

Arrival

  • アーティスト:Journey
  • Music on CD
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Journey『Arrival』

2000年10月15日日本先行リリース。

2001年4月2日リリース。

 

ニール・ショーン (guiter)

・ロス・ヴァロリー (bass)

ジョナサン・ケイン(keyboard)

・ディーン・カストロノヴォ(drums)

・スティーヴ・オウジェリ―(vocal)

 

11thアルバム。

ペリーの怪我やそれに伴うメンバー間の不和が原因で前作「Trial By Fire」を最後にスティーヴ・ペリーが、そして同じタイミングでスティーヴ・スミスもJourneyを去ることに。

後任のヴォーカリストにはTall Stories、Tykettoの2つのバンドでデビューした経験があるスティーヴ・オウジェリ―が、

ドラムスはニールとジョナサンがJourney休止中に結成していたBad Englishでもドラマーとして参加していたディーン・カストロノヴォが加入することになり、バンドは再スタートを切ることになった。

‥‥が、スティーヴ・ペリー不在が影響したのか、インターネット普及による違法ダウンロードの影響か、全米56位というかなり残念なセールスになってしまい、その結果レコード会社との契約を打ち切られてしまうという事態に…。

なお今作は日本で先行リリース後、その評判を考慮したうえで本国では数曲差し替えを行っている。

 

そんなこんなで再始動したJourneyだけど、幸先の悪いスタートになってしまった「Arrival」。

実はこれ、そんなに悪い出来ではない。

ソングライターでもあったペリーが抜けた穴を外部のライターを起用することで埋めており、純粋に前作よりもメロディが良くて、なおかつメロウなバラードが揃っている。

反面、ロックな曲は少ないが、オウジェリ―の穏やかで温かいヴォーカルは実にバラード映えするので作風と声質が非常にマッチしたアルバムになっているんじゃないかなと思う。特にジョナサン必殺の泣きメロが炸裂する「With Your Love」辺りは過去作なんかに比較しても引けを取らない名バラードだと個人的には思ってる。

確かに刺激的なアルバムでは無いけど、正直曲のクオリティは前と変わってないし、こんなに売れてなかったのはさすがに不当評価だと思う。

 


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Journey『RED 13』

2002年11月26日リリース。

 

ニール・ショーン (guiter)

・ロス・ヴァロリー (bass)

ジョナサン・ケイン(keyboard)

・ディーン・カストロノヴォ(drums)

・スティーヴ・オウジェリ―(vocal)

 

 

Journey 1stEP。

前作「Arrival」の商業的な失敗でレコード会社との契約を打ち切られることになり、

イタリアのマイナーレーベルと契約してリリースされたのが今作。

もともとはインターネットで販売されていた自主制作盤でもあるので、正直予算は少ないんだろうなぁ…っていう感じのチープな録音でかなり微妙。

「Arrival」がメロウな路線だったこともあってか反動で作風的にはロック的なアプローチが多め。これは次回作「Generations」の伏線っぽい。

今作だけの特徴というとちょっとだけ初期のプログレ、サイケ路線を出してきてる点。

大手レーベルに所属していないのでその分やりたい音楽をそのままできた!っていう感じなのでしょうか?

ただ、シングル的な曲も無くてサブスクにも来てないので本当にファン向けの作品って感じ。


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Generations

Generations

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Journey『Generations』

2005年8月29日リリース。

 

 

ニール・ショーン (guiter)

・ロス・ヴァロリー (bass)

ジョナサン・ケイン(keyboard)

・ディーン・カストロノヴォ(drums)

・スティーヴ・オウジェリ―(vocal)

 

 

12thアルバム。

2004年頃からメインヴォーカルのオウジェリ―だけでなく、他のメンバーもヴォーカルを採るようになる持ち回り制をライブで導入しており、

それが好評だったので、そのコンセプトのままアルバムを作ってみました!というのが今作。

過半数以上は従来通りオウジェリ―がヴォーカルを採っているが、ディーンとジョナサンが2曲、ニールとロスが1曲という構成でヴォーカルを担当している。

 

…だが、好評だからアルバムにもなったといったが、好評とかそういう次元の話ではなくこの頃のJourneyはそもそも注目度が地に落ちていたようで

全米170位という前作をさらに下回るセールスに終わってしまった。サブスク等でも配信されておらず、EPの「Red 13」とは異なり、正式なオリジナルアルバムなのに半ば黒歴史みたいな扱いになってしまってる不遇な1作。

が、出来が悪いのか?というとそうでもなく。

全体的にハードロック仕様に生まれ変わったサウンドがギラギラしてていて良い感じで、前作「Arrival」に欠けていたロックチューンがいっぱい聞ける。

中でもオープニングを飾った「Faith In The Heatland」はオウジェリ―の突き抜けるような高音ヴォーカルが心地よく響く名曲だ。

 

ヴォーカル持ち回り制は…ディーンは良い。持ち回り制無しにしてもライブで普通にヴォーカル任せられるくらいの力量はあるし、歴代Journeyヴォーカリストと同様に素敵な高音ヴォーカルを持っている。ニールとジョナサンはまぁ曲作ってる張本人だし、文句はあんまり言えない。

ロス・ヴァロリーのヴォーカルは…うん…聞かなかったことにしよう。

 

個人的にはヴォーカル持ち回り制は悪くは無いと思うけど、

セールスの更なる悪化を招いて、結果的にオウジェリ―のヴォーカルの凄さを十分に出来ずじまいになってしまった原因にもなっているので、勿体ないなぁっていう感じがとてもする。前任とも後任とも違う温かみのあるオウジェリーのヴォーカル好きなんだけどなぁ‥‥。

 

 

今作リリース後、2006年にオウジェリーはツアー中に喉を傷めてそのままバンドを脱退してしまうことになり、この編成での作品リリースは今作が最後になっている。


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