不思議 / 星野源
星野源 12枚目のシングル。「恋」「アイデア」などのヒットですっかりJ-POPポップシンガーとしての認識が強まった気がしてたんだけど
この曲で「そういやもともとこの人はR&B、ブラックミュージックの人だったよなぁ…」って思いだした。
70,80'sのR&Bへのリスペクトを感じる甘いメロディとピュアな愛を歌う歌詞がマッチしていて非常にキュンとするんですけど、
シンセやスネア、クラップなんかのリズムマシーンの淡々としたサウンドがクールな雰囲気を纏っており、これが必要以上に愛を熱く表現し過ぎてないというか…
内に秘めたピュアさをより強く表してるように感じられて好き。
magical mode / 花澤香菜
約3年ぶりとなる花澤香菜の新曲。最初は中国語ver.のみリリースされ、そののち日本語ver.もリリースされた。
「恋愛サーキュレーション」の神前暁を迎えたポップで可愛いディスコチックなダンスナンバーに仕上がっている。
まぁ…「恋愛サーキュレーション」っぽい曲を!っていうオファーあったんだろうなぁ~っていう感じるんだけど(ちょっとラップっぽい歌い方とかあからさまに意識したフレーズとか)
そういう裏事情を差し置いても、”ポップで可愛い”を花澤香菜に歌わせるのが一番いいって言うのが分かってて最高。こういうのを求めたたんだよ!!ありがとう神前さん。
北川勝利さんが書いた新曲「Moonlight Magic」もその辺よく分かってて最高だった。
Leave The Door Open / Slik Sonic
Bruno MarsとAnderson Paak.によるユニット、Slik Sonicのデビューシングル。
70'sソウルへの愛を余すことなく表現したラブバラード。
聞いてるこっちが恥ずかしくなるくらい甘い。なんでこの人はこんな甘いフレーズとメロディと歌詞を考え突くんだろうか…。
その一方で「Smokin Out The Window」みたいな情けない男の歌なんかも歌ってたりするし、この落差がめっちゃ面白い。
Trouble's Coming / Royal Blood
ベースとドラムだけの2ピースバンド・Royal Bloodの3枚目のアルバムからの1stシングル。
相変わらず2ピースとは思えないヘヴィネスだが、今回は2人の爆発力というよりかはそこに踊れるグルーヴが導入して、バンドとしての新境地を開拓したっていう感覚が強いかな。中でもこの曲が1番好き。
ハードロックで踊れるっていうのはフーファイも同時期にやってたし、珍しいことではないんだけど2ピースのRoyal Bloodがそれをやるって言うのが面白いと思うし、結構様になってるのもなお面白い。
ピンキーフック / 麻倉もも
渡辺翔提供のもちょファンク。
個人的にはもちょの曲の中でこれが最高傑作なんじゃないかな?って思ってるんですがどうでしょうか。
自然と体を揺らしたくなる跳ねるビートに一発で耳を掴むキャッチーなメロ。もちょにしか出せない可愛さ満載の歌い方。ラストにダメ押しとばかり展開するCメロまで完璧。
正直こういう曲はナンス向けだと思ったんだけど、これをもちょに提供する神采配。渡辺翔マジで凄いと思う。
トラセの中だとナンスが音楽ファンから評価が高い印象なんだけど(事実、クリエイターからもそういった声が多い)、この曲でももちょへの見方もだいぶ変わった気がする。
一途 / King Gnu
劇場版「呪術廻戦0」主題歌。
初期アクモン譲りのガレージロックにスリリングさを足したようなロックナンバー。リズム隊の暴れっぷりも凄いし、ヴォーカル2人の掛け合いも迫力があるんだけど、
何とも言ってもこの曲はメロディ。
全部のメロディがサビなんじゃないか!?というくらいの勢いとキャッチーが同居するとんでもない曲だ。それでいてタイアップ先へも限りなく寄せた歌詞も載せていたりするもんだからビックリする。
ZITTI E BUONI / Maneskin
イタリアからすい星のごとく現れたロックバンドManeskin。
ゴリゴリのハードロック的なリフとグラムロックみたいな風貌と衣装のメンバー。そしてイタリア語でラップ調に歌詞を載せて歌う。これが2021年世界で大ヒットしたんだよね。
聞いてみると、ロックの王道っぽいサウンドながらも現代的なポップス感覚も十分に持っているなぁ~って思うし、ただの昔のロックの模倣ではないなと。こりゃ売れるわと納得。
大好物 / スピッツ
最初聞いた時から気に入ってた。サビのメロと歌詞が凄くほんわかする。