5/3のVIVALA ROCKに参加してきました。
このコロナ渦においてのフェス参加の是非はとりあえず置いておいてください。
正直な感想を書くと
かなり平和なフェスでした。
入退場も混雑することなくスムーズに進み、会場内は映画館のように一席ごとにしか座れないように工夫がされていて、スタッフも鬼のように巡回して徹底的にソーシャルディスタンスを守る努力がなされていました。
客側も99%がガイドラインを守っているように見受けられましたし、合唱やモッシュも無し。アーティストも煽ったりしないので、凄く平和的。
正直、ここまで徹底されたガイドライン遵守が為されているとは思わず、ビックリ。
県の担当者が視察に来て「感染症対策は素晴らしい」と言っていたそうなんですが、それも頷けます。
ホントごくごく一部のルールを守らない迷惑な客ばっかりがSNSにメディアに取り上げられて
フェスがワルモノにされていますが、
99%のオーディエンスはガイドライン守ってるし、アーティストも運営も音楽業界の未来を見据えて本気でやってる。実際に参加してそれをヒシヒシと感じました。
それだけに非難の声が聞こえたりすると残念な気持ちになります。
勿論、コロナ渦において"人が密集するイベント"であるライブやフェスは
どうしたって100%肯定されるものではないです。反対意見があって当然。
どれだけ感染予防しても、参加することで感染のリスクは高まることは明らかですから。
でも自分は今回のVIVALA ROCKに参加して、
必死に音楽を繋ごうとしているアーティスト、ファン、スタッフを見て
その努力を全否定は出来ない、してほしくないと思いました。
コロナで失った日常を取り戻そうと必死になって前に進もうとする姿を
「自粛」の一言でバッサリ切り捨てるのはあまりに無慈悲すぎないですか?
音楽ファンの一人としてそんな残酷なことを僕はできないです。