Quantum of Solace

好きなことを書きたいときに

新譜に追いつけない #7

 

 

BACK TO THE WATER BELOW

BACK TO THE WATER BELOW

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Royal Bloodの4th。

前作がダンサブルな路線だった揺り戻しで従来のハードロック路線へ回帰。

ただもうハードロック路線は最初の2作でやり尽くした感あったので、新作は全体的に音が分厚くなくて曲調もメロウなものが多め。

この手の感じならもっとメロディアスな方が似合いそうな気はするけど、Royal Bloodってそういう感じのバンドではないよなぁ…?

 

 

 

5期WANDSによる2作目。

前作比でオリジナル楽曲が大幅に増えた今作は新しいWANDS像を改めて提示したような形になっていて、良い意味で上杉&和久期のWANDSとは差別化を図れた1作になっている。

WANDSの特徴とも言うべき歌謡の要素が新曲からあんまり感じられなかったのと

1期WANDSのダンサブルなノリも今回は皆無。昔が好きな人からするとこの辺はちょっと寂しい。柴崎主導で木村がほぼ不参加なのが痛いなぁ…。

 

 

 

TrySailの5th。

あまりにダサいジャケ写とリード曲のセンスの無さに絶望的になってたけど、

蓋を開けてみればそんなに悪くはない…かな?

似非エジプシャンな変化球ソングとか年相応な落ち着いたバラードとか幅広く揃ってる感じ。ただ個人的に前作が最高傑作だったのに比べるとシングル曲含めてピンと来てなしいし、歴代のアルバムと比較するとやっぱり…今回のアルバムは悪いけどワーストかな、ごめんなさい。。。

 

 

 

 

THE BALLAD OF DARREN [DELUXE CD]

THE BALLAD OF DARREN [DELUXE CD]

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Blur 8年ぶりの新作。

個人的にはOasisBlurでは圧倒的にOasis派でBlurはあんまり聞いてこなかった。

ちゃんと聞き始めたのは前作の魔鞭くらいから。

その魔鞭は結構ポップでなおかつコンパクトにまとまってたから気に入ってよく聞いてた。そこから8年。また新作が出るとは思わなかった。

全編通してバラード多めでだいぶメロウな作風。そこにはもうかつてのようなハツラツとした勢いは無いけど、Blurのらしさをさらに深化&凝縮したような曲がずらーっと並んでて年取るのも悪くないよなぁと感じた。

 

 

 

声優 山村響による完全セルフプロデュースEP3作目。

メロウなベッドルームミュージックって感じ。

ガーリーなポップスでありながらも、少し覗かせる大人な瞬間と陶酔感があるグルーヴが癖になる。あと純粋にメロディが良いよなぁ、これに尽きる。

声優としての第一線で活躍しつつも音楽はインディペンデントで、っていうのはなんか自己の表現に妥協しない感じがあって良いよね。

 

 

 

 

ドレスコーズの9th。ほぼ1~2年のスパンでアルバムを出し続けてるけど、今回は1年未満(!?)相変わらずの多作っぷり。

前作「戀愛大全」と地続きの続編的なアルバムで、「戀愛大全」で見せたシンセサウンドの幻想的な世界観そのまま。この方向性が個人的に好みど真ん中だったので今作もめちゃくちゃ良かった。

80'sっぽい何処かで聞き覚えのあるような歌謡っぽさがたまらない。歌謡感が前作よりも気持ち増し気味。良いね。

パッと見、煌びやなサウンドなんだけど、毒気のある詩も良い。

 

 

 

 

Aqua Timez 「because you are you」Part2 #12

 

 

 

 

 

「MASK」

14thシングル。テレビアニメ「BLEACH」エンディングテーマ。「BLEACH」のタイアップはこの曲で計4回目で初めてのエンディング担当となっている。

 

ラップ調の平メロにキャッチーなサビメロというAqua Timezの十八番ともいえる曲構成。歌詞も久々に自分の内面に視点を置いた内省的な内容。

メロディに対して多少字余り感のある歌詞の当て方もインディーズの頃の彼らみたいで懐かしい。

前作アルバム「カルぺ・ディエム」がやや異色の作品だったので、そこから初めての新曲になったこの曲はザ・Aqua Timezな1曲に回帰したんだなぁとリリース当時は凄く感じていた。

 

曲の感じは同タイアップの「Velonica」に似通ってるけど、

「MASK」は内省的ではありつつも「曇らずに生きてほしい。だから雨を嫌わないで。」と歌詞に前向きさを滲ませているので、感じる印象はやや異なる。「Velonica」はもっと突き放したようなダークな世界観があったけど、「MASK」は曇天が徐々に晴れわたっていくような感覚。

「心に何も被せないで思い切り笑いたかったんだ」という最後のフレーズも曲名の「MASK」と相まって非常に解放感のある最後になっていて非常に良いと思う。

 

ライブに置いては今作リリース後は定番曲として定着。

後期Aqua Timezがリリースした楽曲の中で最もライブで演奏されたのはこの曲だと思う。

そんなライブ定番曲になった「MASK」だが、

2014年の「Shoes and Stargazing Tour」においてより歌詞の聴かせることを重きを置いたしっとりとしたアレンジで披露された。

キーが下げられ、1番をバラード調に2番からテンポアップするという構成になっており、こちらはシングル「生きて」のカップリングで音源化されている。

 

MASK

MASK

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Music Videoが存在している。

曲の歌詞を反映してか、鏡とそれを映し出す光に焦点を当てられた映像。

そんな感じなので演出として映像がずっと白飛びしてる。ちょっと目が痛いかも。

 

 

 

「鉛色のフィクション」

有りそうでなかったファンキーなビートの乗せたラップソング。

歌詞に出てくるワードも「黒い筋肉質」とか明らかにラーメンの事を歌ってる下りとか

今まででは考えられないようなモノが頻出。

今までのラップソングというとどちらかというとメッセージを詰め込めに結果ラップという形になっていた感じがするんだけど、

この曲はもっと歌詞の響きと音の響きのカッコよさを重視したような感覚。

賛否は分かれそうだけど、このファンキーなカッコよさが凄く個人的にはハマった1曲。

でもモンゴルの岩塩って…(笑)

 

 

「good sleep」

ピアノの軽やかなフレーズが心地よく耳に残る、ほんわか&ガーリーなポップソング。

曲調を反映してなのか、こちらも今までに無いほど歌詞が良い意味でゆるい。こうしよう!みたいな強いメッセージも無く、ゆるーーーい空間で空想に耽るみたいな幸せな雰囲気を感じられる。

 

 

「君となら」

客演としてLGMonkeesといしばしさちこが参加している。

前曲に引き続き、ほんわか路線の優しい感じのポップソング。「LOST PARADE」にも通じるストーリー性の強い小説のような歌詞が特徴的。

LGMonkeesが歌唱する部分は自ら歌詞を書きおろしているのでそのパートのみ、明らかに言葉遣いが太志のそれと違うので激しい違和感に襲われる。

いしばしさちこに至ってはコーラスがメインでソロがワンフレーズしか無いので可哀想すぎる。

まぁその辺を気にしなけば普通に良い曲。初めて客演を迎えるということで結構曲も力入っていてメロディもアルバムの中でも随一のキャッチーさ。大好き…とまではいかないけどこの曲にしかない良さもいっぱいあるので割と気に入ってる。

 

「兎のしっぽ」

前2曲に引き続き、ほんわか路線のポップソング。より童話的な世界観を持った歌詞で一個の世界観が確立されてて、この感じが次回作「エルフの涙」にそのまま引き継がれたんだなぁということが分かる。

とにかく楽しい気持ちを!ということで作られた曲みたいけど、間奏にあるサンバみたいなサウンドアレンジは最初聞いた時はかなりビックリした。

Aqua Timezどうしちゃったの???と。

この辺でこのアルバムでAqua Timezは大きく変わったんだなという確信に至った(笑)

 

「HOME」

とか思ってるとアルバム最後はAqua Timezど真ん中の重厚のバラードがきたりする。

数年間温めていたということでその言葉に恥じない完成度。

歌詞のテーマ性としては家族との関係性と通して人と向き合い、自分を見つめなおすモノ。

今までも同じようなテーマで何度も歌われてきたけど、"後悔"みたいなワードがこの手のテーマの歌詞は出てきたけど、この曲はもっとストレートに気づきを得てから、幸せを抱きしめる感じに暖かさを感じて、胸にグッとくるものがある。

もうこの歌詞を歌うために今まで歌ってきたんじゃないかと思うほど、熱いし、泣けるし、感動的。もはや言葉じゃ足りない。

正直この曲は全アルバムで最高のラストソングだと思ってる。

褒め過ぎてごめん。

 

 

 

Extra 「つぼみ」C/W「平行世界」

彼らのカップリング曲には珍しくストレートなポップソング。

曲の癖が強くない分、メロディがいつもより良い。カップリングでもこのレベルの曲が来るのか!とリリース当時は思ったし、その期待を裏切らないアルバムの出来だった。

ライブでも聞いた記憶ないし、印象が薄い1曲だけど、個人的隠れた名曲。

つぼみ

つぼみ

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Aqua Timez 「because you are you」Part1 #11

 

Aqua Timez 5th Album。

2012年9月5日リリース。

 

 

前作から1年7か月ぶりのアルバム。

シングル「MASK」「つぼみ」を収録。

前作から今作にかけての時期にライブのあり方を大幅に見直し、ステージングや楽曲のアレンジを再構成しており、その影響が楽曲にも強く出ている一作。

遊び心もありつつも、ライブ感の強めなロックアルバム、というのが今作の印象だ。

前作は1曲だけだった外部プロデューサーの参加も今作では大幅に増えて、その分楽曲の幅も大きく広くなった。前作に引き続き、作曲はバンド名義が多め(ただ聞いてる感触だと太志のものが増えたかなと思う)。

個人的にはAqua Timezに新しい風を吹き込んだ傑作だと思う。

なお今作とシングル「つぼみ」では「Aqua Times」という連動企画の新聞的なものが封入されていたり、体験型宝探し「タカラッシュ」とのコラボレーションが為されていたりと今までにない試みも多かった(結局どちらもこれ一回きりだったけど)。

 

 

 

「音速の風景」

ミニアルバム「七色の落書き」以来となるポエトリーリーディング

1分半と短い楽曲で今までのポエトリーリーディングのようなストーリー性を感じるものではなく、「時は一度きり」という精神性はどちらかというと前作「カルぺ・ディエム」に通じるものもあって、そこからの続きなのかな?と個人的には思ってる。

 

 

「オーロラの降る夜」

こちらも2分弱も短い楽曲。

アルバム幕開けを飾るのに相応しい勢いのあるパンキッシュな1曲。

壮大なストリングスアレンジは彼らのアルバムオープニング曲あるあるなんだけど、

こう攻撃的な曲にそういったアレンジを当ててくるのは今までの彼らには無かったもので、この辺はアレンジで参加したakkinの感覚が出てるのかなと。

 

「because you are you」

アルバム表題曲。

バンドサウンドをきちんと響かせつつも、ポップスとして歌を聴かせることを重きを置いたアレンジメントが非常に見事。

この手の表題曲、リード曲系の曲は今までならストリングスを入れて壮大に仕上げていた気がするけど、4人のサウンドがメインになったアレンジ(中でもmayukoのキーボードの演出が光る)でロックバンドだ!というのを強く感じられるのも良い。

この曲もakkinがアレンジ参加。やはり今までのAqua Timezに無い色を確実に感じる。

この辺のサウンドの変化は好みは結構分かれそうだけど、個人的にはこの変化は全然OKだった。

シンガロングするパートも歌詞のメッセージ性を強めていてグッとくるし、

個人的にはこの曲を聞いて「カルぺ・ディエム」でやや自分の好みから離れてしまった太志の歌詞の世界観がまたガッチリと戻ってきたのを感じた。

そんなAqua Timezファンへの回帰の1曲でした。。。

 

 

「つぼみ」

15thシングル。

仲間由紀恵主演「ゴーストママ捜査線-僕とママの不思議な100日-」主題歌。

 

「虹」の大ヒットをもう一度…!と思っていたがは分からないが、

曲の雰囲気にどことなく「虹」を感じる。

仲間由紀恵主演ドラマのタイアップでおそらく「虹」のような曲を!というオファーがあったんだろうなぁと想像がつく。

ドラマの方もまずまずな視聴率でこのシングルもアルバム先行ということもあってヒットはしなかったんだけどね…。

 

というなんとなく二番煎じ感がにじみ出てしまう曲だけど、

純粋な楽曲としての強さは全盛期に近いものを感じられるし、メロディは前後のシングルと比較してもかなりキャッチーに仕上がっている。

「僕たちは一人じゃなくて“ひとつ”だよ」という歌詞のメッセージ性もシンプルながらも太志が昔からずっと歌ってきたテーマをぎゅっと詰め込んだみたいな強さを感じられて凄く好きだ。

この頃は謎にキャンペーンとかも多く打ってたし、もっと多くの人に届けたかった曲なんだろうなぁと思ってる。

ライブであんまり聞く機会が無かったのが残念。

 

つぼみ

つぼみ

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Music Videoが存在している。タイアップドラマに出演していた君野夢真が出演している。

モノクロっぽい世界の太志が謎の光線を放って世界をカラフルにする謎世界観。

 

 

「輪になって」

高橋みなみ出演の『Kaepa Active Sports Campaign』TV-CMソング。

キャッチーで爽やかなロックチューン。

この曲の特徴といえばやっぱりキーボードかな。

同系統の曲は後にも先にもあるけどキーボードの爽やかエレクトロ感がこの時期だからこその出色って感じ。

「because you are you」もそうだったけどロックバンドとしての音をしっかり出しつつも、ポップスとしての色付けがドンドン見事になって行ってる。最初聞いた時は「アルバム曲でこの完成度か!?」とビックリした思い出がある。

 

 

 

「LOST PARADE」

短編小説のようなストーリー性を感じさせる歌詞が特徴のロックバラード。

太志は前々からBUMP OF CHIKENの藤原基央のような歌詞に憧れがあったといった趣旨の発言をしてたのでそれをついに楽曲として形にした、という感じなのかな。

 

歌詞はジュブナイル映画みたいで映像がすっと目に浮かぶようなストーリー性。

ラストサビには熱いロックバラードに変貌して「別れと成長」を感じさせる結末に少しホロリと来てしまう…。

仮にアルバムでMusic Video作るならこれだろうなぁ…と思ってた。なんなら今からでも作ってほしい。

 

 

Extra「MASK」C/W「空につづく道」

素朴な雰囲気のポップソング。

太志の亡くなってしまった飼っていた犬との思い出を歌った曲ということで

リリース当時は特に思うことは無かったんだけど、

実家で飼っていたワンコが亡くなってからは歌詞が響きすぎて、色んなシーンがフラシュバックして涙なしに聞けなくなってしまった…。

 

 

「1980」

バンドの過去を振りかえった自己紹介的ミクスチャーロック。

昔のような言葉をガッツリ詰め込むラップじゃない、歌うタイプのラップ。

音はロックではあるけど、もうインディーズの頃みたいなハードな音にはならんのねぇ…ってなった。

 

MASK

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(おそらく)コロナってました

 

1カ月ぶりのブログです。

僕、1年前に扁桃腺炎をやってから数カ月おきに喉を傷めて熱を出すというムーブを繰り返してたんですけど、

1か月前にもそんな感じで熱が39度くらいで喉が痛い症状が出てました。

熱自体は数日で収まったんですけど、

咳が止まらないのと嗅覚が死んでついでに味覚も死んでたんですよ。

今までそんな事無かったのに。

正直、コロナかは分かんないんですけど、職場からコロナが出てた事、今までにない後遺症があったことから

実はコロナだったんじゃないかな?というわけなんですよね。

 

一応かかりつけの耳鼻咽喉科の先生に見てもらったんですけど、その時はコロナのコの字も出てこなかったのでまさかなぁとは思ってるんですが。

 

そんなわけでここ1カ月死んでました(笑)

とにかく体が不調の中、働かなくちゃいけなくて、休みの日も布団から出れない始末。

ここ1週間くらいでようやく体調も復調してきたんですけど、

咳は続いてるし、味覚が戻ってきたのはここ数日(しかも完全にではない)。

 

数日後に資格の試験があったんですけど、こりゃ無理だわ。

追い込みをするはずの1か月に勉強を一切してない(できなかった)んだもん。諦めた。

 

1か月の不調のせいで部屋が汚部屋になりつつあるのでこれを片付ける所から始めますかね。

 

Aqua Timez全曲レビューもぼちぼち再開したいです。

実は当初はデビュー日の8月24日まで全て終える予定だったんですが、無理でした(笑)

とりあえず年内、できればラストライブの日までには仕上げたいですね。

TOTOのライブに行ってきた

 

 

 

TOTOのライブ、仙台公演行ってきました。

「40TRIPS AROUND THE SUN TOUR」の時にも参加したので

だいたい4年ぶりくらいです。

仙台サンプラザホール自体が前回のTOTO以来かな…?

 

そういえば来日メンバーがルカサーとジョセフとドミニク “エグゼヴィア” タプリン以外総入れ替えだったな…。ルカサーが白髪ルカサーになっとるし。

ここ数年解散やらポーカロ未亡人との裁判やら色々あったし、大変な目にあってたようですが、TOTOが再度日本に来てくれて凄く嬉しい。

 

 

7/19ライブ当日は豪雨の予報。

初日福岡でも豪雨だったようで、今回のTOTO悪天候と一緒にツアーしてたみたい…勘弁してくれ…マジで。

 

そんな足元事情最悪な中での参加でしたが、ライブは最高でした。

 

定番曲は抑えつつ、そんな所やるの?っていう通好みの選曲もちらほら。

中でも「Waiting for Your Love」はまさかの選曲でめっちゃ嬉しかった。

この曲のお洒落なグルーヴが凄く好きで…これだけで今回のライブは元取れたといっても過言ではないかも。


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あと「Kingdom of Desire」。ゴリゴリのハードロック期の曲で音も骨太。

ルカサーの数分に渡るギターソロがまさかに迫力満載だったし、その間に舞台袖に掃けて、ギターソロ終わったタイミングでのそのそステージに戻ってくるジョセフがお茶目で可愛かった。

自分の歌パートが終るとたいてい他のメンバーにちょっかい掛けに行ってて、お茶目おじさんでした。

 

イントロが掛かると文字通り会場が色めき立つ「Africa」の風格も

「Home Of The Brave」の約束された圧倒的なクライマックス感も

全てが良かった。

 

帰りの東北本線が豪雨で止まってて酷い目にあったとか

開演直前にパヤオの新作をIMAXで見たけどよくわかんない映画だったとか

その日は他にもいろいろあったんですけど、

凄く幸せな時間を過ごせました。また来てくれTOTO

 


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そういや一緒にジョイントツアーしてたJourneyの来日はどうなった?????

続報待ってます。

Aqua Timez 「カルぺ・ディエム」Part2 #10

 

 

 

 

「刻 〜Interlude〜 」

時計の音と心臓の鼓動音などによるインスト曲。

今までのインスト曲はそれ単体で成立する楽曲であったけど、この曲は「カルぺ・ディエム」と「メメント・モリ」を繋ぐ幕間みたいな感じ。

 

 

メメント・モリ

シットリとした平メロパートとパンキッシュな爆音ロックのサビパートと静と動が曲の中でハッキリとしている珍しい楽曲。

太志曰く「こういう曲は昔からやってみたかった」とのこと。

…と言っても以前に「決意の朝に」のC/W「淋しき我ら」で似たようなことをやっているのでそれのブラッシュアップ版と言われると腑に落ちる。

「今を生きること」に焦点を置いた前向きな歌詞は凄く好きだ。壮大なテーマなのも悪くは無いけども、やっぱり等身大な歌詞の方が俺は好きだな。

 

 

 

「風に吹かれて」

シングル「真夜中のオーケストラ」のC/W。

『第90回全国高等学校ラグビーフットボール大会』テーマソングとして起用されている。

ストリングスがフューチャーされた暖かいミディアムバラード。

2番で急に「手術」っていうワードが出てくるけど、

この曲はラジオに「脳の手術を受ける8歳の息子を励ましてほしい」というメールが来たことによって制作された楽曲だから。ゆえに歌詞の視点も小さな子供に寄り添ったような目線で描かれていて、心がホッコリする。

そういう楽曲なので正直な所タイアップとマッチしているかと言われると…凄く微妙な曲でもある。サビの歌詞は辛うじてあってるか…?

 


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レコーディングの際の映像やスタジオでの演奏で構成されている。この時期の大介とかTASSHIの髪型はいつ見てもしっくりこない(笑)

 

 

 

「MILKY BLUES」

炭酸のシュワッ!とするような爽やかさを感じられるAqua Timez流ポップパンク。

前向きでポップな感じの音作りはどちらかという前作「うたい去りし花」の路線に近い気もするが、あの頃よりも音がクリーンでロックからポップな音作りになってる感じがする。

 

 

「Let Loose」

ちょっとダサさすら感じるロカビリー風味のロックチューン。

母ちゃん、ばあちゃん、岐阜関連の太志のパーソナルの部分の歌詞が出てくるけど、

真面目なメッセージソングではなく、響き重視のお遊びが増えてくるのはこの曲辺りが始まりかな。正直この手の歌詞は好きじゃないんだけど、Aqua Timezには無いタイプのサウンドなので割と気に入って聞いてた。

 

 

「GRAVITY Ø」

12thシングル。テレビアニメ「STAR DRIVER 輝きのタクト」オープニングテーマ。

ジャケ写には太志が登場している(メンバーがジャケ写に登場するのはシングル&アルバム含めて初)。

系統としては「ALONES」に近い爽やか系のロックチューン。

ただ「ALONES」がロックバンド然としていたが、

この曲はどちらかというとシンセの音も印象的でデジタルロックっぽい風味を残している。そして何よりこの曲は全てを突っ切るような爽快感が最高だ。

歌詞が「だいじょばない」くらいしか残らないくらいシングル曲の中で過去一中身が薄いけど、曲全体の疾走感とそれに伴う爽快感が全てを帳消しにしてくれる。

アニメのタイアップだけど、炭酸飲料のタイアップなんかついてる方がしっくりくる。

 

 

 


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曲名がグラヴィティゼロということで無重力的なイメージを…ってことなのか

メンバーの動きがスローにされる演出が多用されている。があんまり無重力感は感じないかな…(笑)あとやっぱりこの時期のメンバーのビジュアルはやっぱり好きじゃない。

 

 

絵はがきの春

11thシングル。味の素「クノール カップスープ」CMソング。

ベストアルバムリリース後、初めてのシングルということである意味

仕切り直しの1曲でもある。

子供の頃の視点が歌詞に入ってくるのは後期Aqua Timezの特徴でもあるんだけど、

それがシングルで初めて導入されたということで、個人的にAqua Timezの活動はこの曲から後期というイメージが強いかな。

「手を繋ぐ」ことが歌詞のテーマ性になっていて、それを通じて人と人との繋がりを歌ったハートウォーミングな1曲。

立ち位置的には全盛期を過ぎているので地味ではあるけども、彼らの楽曲特有の暖かさがしっかり出ている隠れた名曲だと思う。

 

 

絵はがきの春

絵はがきの春

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Music Videoが存在している。

サビの歌詞から広げて、手を繋ぐことで人と人との繋がりを表現している映像。

ドラマパートは歌詞に関係ありそうで無さそうな感じで、どっちかというと「いつもいっしょ」のアナザーストーリーみたいな内容。

 

 

銀河鉄道の夜

アルバムのラストを飾る壮大なバラード。

アニメ映画「豆富小僧」の挿入歌として起用された。

この曲はバンドとして初めて外部プロデューサーとしてシライシ紗トリを迎えた楽曲でもある。

銀河鉄道の夜」と言えば宮沢賢治の小説が有名だが、関連性としてはインスピレーション元かな?くらいの感じ。

「カルぺ・ディエム」「メメント・モリ」に続いて生と死といったテーマにした歌詞だが、この曲は"より生きること"への思いが強く描かれており、そういった意味でこのアルバムで歌ってきた事の集大成的な意味合いもあるのかなと個人的に思う。

 

また

Aqua Timezのアルバムのラスト曲は前向きなバラードというのは割といつも通り。この曲もそのタイプの楽曲。

しかし、今までは内省的な歌詞が強めなのが多かったのに対して

この曲はその中でもとりわけストレートで前向きなメッセージ性を含んでいる。

最初聞いた時はストレートすぎん?と思ったけど、今ではこの色々こねくり回してない素直な感じが好きだなと思っている。

 

 

 

 

 

Extra

「GRAVITY Ø」C/W 「月のカーテン」

意図的かどうかは分からないけど、このシングルは重力、月、宇宙と何かと宇宙関連のタイトルが揃っている。ただ、別に宇宙っぽい雰囲気のアレンジだったりはしない。

ぶっちゃけ個人的に特に注目して聞いてこなかった曲。

なんかねっとりしたバラードなだなぁくらいの印象しか無かった。

これを書くにあたって物凄く久々に聞いたけど、

この手のバラードだったらもっと壮大にストリングス入れたりしてそうだけど、

音がかなりコンパクトでAqua Timezにしては珍しい音像だなと思った。でもやっぱりねっとり感。

 

 

「ポケットの中の宇宙」

こっちはさらに音がシンプル。アコースティックな歌うラップ曲。

メロディも歌詞も癖が無く、肩の力が抜けたようなスッキリさが好き。リリース当時からこのシングルの中で1番好きな曲だった。

曲の随所に出てくる口笛が心地よい。

 

 

 

 

 

 

 

「真夜中のオーケストラ」C/W「Full a Gain」

アニメ「NARUTO -ナルト- 少年篇」オープニングテーマ。

ハードなギターリフとキャッチーなサビ。比較的今までやってきたスタイルに近いミクスチャーロックだ。

ヴォーカルに終始エフェクトが掛けられていて、かなりハード寄りなミックスの仕上がりでなかなかにロックしてて個人的に好きな1曲だったりする。

正直、「カルぺ・ディエム」リリース当時はAqua Timezらしさをこの曲に感じていたのでこれが一番好きだった笑

「because we are we tour」では太志がギターを持ってパフォーマンスしていたりした。

 

 

 

 

 

 

2022年 上半期ベストアルバム(簡易)

 

 

 

Twitterで既に公開したのでそれ以外のをちょっと追加。

 

 

So Much (For) Stardust

So Much (For) Stardust

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羊の頃のFOBが帰ってきた!!

 

 

デイヴの自伝をこないだ読んだのでテイラーと母が彼にとってどれだけ大切な存在だったか分かってしまったので涙なしには聞けないよ…コレ。

作風的には久々なストレートなフーファイが心地よい。

 

 

イギリスチャートで1位フーファイに取られたのはショッキングだった。

ソロ1stを思わせる美メロディ炸裂の1作。

 

 

This Is Why

This Is Why

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エモ回帰…では無いけど、スタイリッシュなロック像が良い。カッコいい年の取り方をしてるバンド。

 

 

Bee and The Whales

Bee and The Whales

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ポップセンスという点で言うとGG解散時から今まで一番発揮されてると思う。

そういう意味ではやっぱりこういうのはGalileo Galileiなんだなって感じ。

 

 

 

声優シティポップ界隈で一番熱いのが彼女(たぶん)。「laid back」が最高過ぎて120点。

 

 

安心安定。衰え知らずのポップセンス。いつも期待を裏切らない。

 

 

Different Game -Digislee-

Different Game -Digislee-

  • アーティスト:Zombies
  • Cooking Vinyl
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ゾンビーズ

オデオラのサイケ感とは違うけど、なんかむっちゃ染みて、メロディも良くて胸が詰まって泣きそうになった。

 

 

すいちゃんはーー?今日も可愛いーーー!!

急に曲中に自己紹介しだしたのは面食らったけど、曲はホント粒ぞろい。

「褪せたハナミドリ」のオサレポップス感が俺の好みど真ん中で最高でした。

 

 

 

stillichimiya繋がりで知ったけど、ワードセンテンスと韻の踏み方とにかくカッコいい。

今までもちょくちょく聞いてたけど、まさかこんな事になってるとは…。ただこういうことになったからこその重みがぎゅっと詰まってて凄く鮮烈な作品になってる。

 

 

相変わらず良いんだけど、これジョセフ参加してないやん!(デモと音源だけなので新規収録ゼロ)。そりゃねぇーよ。

 

 

(リイシューだけど未発表音源の2枚目が凄く良かったので…)

 

いつになくポップなスピッツ。なんか若返ってね?

セールスのキープ具合もだけど、スピッツの同年代のバンドとの人気の違いっぷりが年々異次元になってきてる。

 

 

ソロ曲に押しつぶされてグループとしての曲がホント数曲しかない。でもそれぞれの曲が個性豊かで良かったのでよく聞いてた。

でもライブまで見に行ったので2期まで見終わってない(というかどこまで見たか忘れた)