社会人になって早数年。
顕著になったのが物事への興味の著しい低下。
学生時代はそうでもないのに、
社会人になってから物事への興味がごっそり減った気がする。
元々、我が強くないし、欲もそんなに無い人間だと思ってたけど。
好きだったアーティストの新譜、とりあえず買うけど、あんまり聞かない。
数年ごしにようやく出た小説の新刊、苦労して買ったはいいけどまだ読んでない。
マンガ。読んでるけど、ほぼ惰性。
昔は新作とか新刊の発表を待ちきれなくて、文字通り指折り数えて待ってた気がするんだけど、今は「あれ、もう出てたっけ?」状態。
学生時代に感じたトキメキとか感動とはずいぶんと距離を置いてしまって、
ああいう感情が凄く懐かしく感じます。
え?学生時代もそんな大したことなかっただろ?って。
まぁプライベートの生活ではそうなんですけど、趣味的な部分では割と新作とか新刊とかに心躍らせてたんですよあの頃は。
いまそれすら、心が動かなくなってしまってるという話で。
大人になるってこういうことなんですかね?ただの加齢?
テレビで何かに偏愛してる人とか見ると凄く羨ましく感じる。
ああいうのに自分はもうなれないんじゃないかという気持ちに囚われる。
オタクになりたい人生だった。