5期WANDS初となるオリジナルアルバム「BURN THE SECRET」が10月28日に発売になります。
令和にWANDSの新作を聞けるなんて夢にも思わなかった pic.twitter.com/AGC3e0YVKH
— Shower@ (@redhotshow913) 2020年10月27日
ということでフラゲしてきました。
サブスクメインで音楽を聴くようになってフラゲなんて滅多にしなくなったわ…。
もちろんWANDSのアルバムをリアルタイムで買うのは初めて。物心ついた時には解散してたし、まさか令和になって新作アルバムを聞けるなんて…。人生何があるかわかんないっすね。
アルバム曲構成はこちら。
1.David Bowieのように (作詞 上原大史、作編曲 柴崎浩)
2.抱き寄せ 高まる 君の体温と共に (作詞 上原大史、作編曲 柴崎浩)
3.賞味期限切れI love you (作詞 上原大史、作編曲 柴崎浩)
4.Secret Night~It's My Treat~(作詞 上杉昇、作曲 栗林誠一郎、編曲 柴崎浩)
5.Burning Free (作詞 上原大史、作編曲 柴崎浩)
6.真っ赤なLip (作詞 上原大史、作編曲 大島こうすけ)
7.明日もし君が壊れても (作詞 坂井泉水、作曲 大野愛果、編曲、柴崎浩)
8.もっと強く抱きしめたらなら (作詞 魚住勉&上杉昇、作曲 多々納好夫、編曲 柴崎浩)
9.世界中の誰よりきっと (作詞 上杉昇&中山美穂、作曲 織田哲郎、編曲 柴崎浩)
10.アイリメンバーU (作詞作曲 上原大史、編曲 柴崎浩)
※太字がセルフカバー
10曲中4曲が過去のWANDSの曲のセルフカバー、6曲が5期WANDSの曲でそのうち新曲が4曲となっている。
(テレビで散々披露してる世界が終るまでは…が未収録…意味わからん)
フラゲして聞いてみた感想としては
これは完全に新生WANDSだな!ということっすね。
第3期WANDS解散から20年近くたっての再始動なので
”あの”WANDSの続きではないです。
もちろんWANDSの名前を冠しているし、メンバーも柴崎&木村は全盛期のメンバーではある。
だけど上杉昇主導だった第2期WANDSのようにグランジ&ハードロックへの傾倒は見られないし、
木村真也主導だった第3期のようなデジタル&ハードロック的な要素も皆無。
第1期WANDSに近いところもあるけど、あんなで古い音では無いし、シンセもああいう使い方はしてない。
第5期の曲は今までのWANDSをそこまで意識してたぶん作ってないし、
過去の再現じゃなくて
あくまでこの3人で作ったらどんな曲ができるかっていうケミストリーを大事にしてるんだろうなって思う。
そうじゃなかったら「賞味期限切れI love you」みたいなジャージーでダンサブルな曲は出てこないっすよ。
そして新ヴォーカル上原が作詞作曲した「アイリメンバーU」。
これが今までには無かったような哀愁と爽やかさを感じさせるポップチューンで
ヴォーカルが変わるだけでこんなにバンド内の持つ空気感が変わるもんなんだなぁとビックリした。
こういうのが新しいWANDS像になっていく…のかな?。そうあったほしいなと思う新曲たちでしたね。
セルフカバー曲も今聞いても古くならないようなリアレンジが加えられていて、新曲と並べても遜色ない。
そして何より新ヴォーカルの上原大史の凄さっすよ。
最初聞いた時は「上杉昇みたいな声質だなぁ」くらいにしか思わなかったけど、
こうアルバムで聞いてみると前任2人に比べても低音の響きがヤバい。エロいっす。
あと単純に歌が上手い。歌の上手さだけで言うなら前任2人以上だと思いますよマジで。
いやマジで良いヴォーカリスト見つけてきたよな。
Journeyがスティーブペリーの跡継ぎにアーネルピネダを見つけてきた級の掘り出し物だよ。
そんなこんなで第5期WANDSのアルバム「BURN THE SECRET」、最高でした。
新曲も予想の数倍良かったので、今後オリジナル曲オンリーの新作アルバムも聞きたいっすねぇ~。