THE 1975 / Notes On A Conditional Form
延期に延期を重ねてようやく出ました…といっても前作から2年も経ってないので、普通に考えれば全然早い。
シングルを重ねていき、アルバムの延期を重ねていく度、どんどん期待値だけが高まっていった今作だけど、その上げすぎた期待にも十分応えてくれる傑作に仕上がっていると思う。
Justin Biber / Changes
ここ最近は客演スターだったビーバーが久々に出したアルバム。
前作「Purpose」とは大きく違って、凄くパーソナルで内省的。サウンド的にもシンプルな音数のR&Bといった趣きで、より"歌を聞かせる"という意図を感じる。
CWF2 / CWF2
Totoのジョセフ、元Chicagoのビル、ピーター・フリーステットといったAORスーパーグループ。
Toto×Chicagoな上質なAORサウンドでじっくり聞かせてくれる1枚。ジョセフがヴォーカル取ってるのでTotoの「Fahrenheit」をどことなく彷彿とさせる内容で満足しかない。
Tame Impala / The Slow Rush
初インパラ。シューゲイザーっぽくもあり、R&Bやブラックミュージック的要素もあり、かつ80'sっぽいサウンドメイクが魅力的。
ケビンがMJのリスペクトを表明しているからか、どことなくMJっぽくもあり(シングル曲なんかは特に顕著)、好き。
なんか80'sリスペクトな空気感ここ数年あるよね。
Green Day / Father Of All…
20分強の潔いパンクロック。
歴代でも上位に来る名盤って程でもないけれども、安定のGreen Day印といった具合で安心の1枚。
Hayley Williams / Petals For Armor
Paramoreのソロ・ヘイリーのデビュー作。
といってもバンドメンバーであるテイラーも参加しているので、ヘイリーの意向が存分に出たParamoreの新作みたいなもん。
ダークなポップ感はビリーアイリッシュっぽくもあり、エモ時代のような歌いっぷりはそれとは明確に異なっていたりもする。面白い一作。
Liam Gallgher / MTV Unplugged
リアムのMTVアンプラグドライブ盤。
声が復活したリアムの「Stand By Me」の歌いっぷりに号泣オタク。この流れでOasis時代のリアムサボりMTVアンプラグドの音源化はまだか…。
Dua Lipa / Future Nostalgia
ディスコ、エレポップ、アシッド、シティポップ、その辺のポップスを詰め込んだ80'sの宝箱みたいなキラキラしたアルバム。
聞いてて超楽しい。
藤井風 / HELP EVER HURT NEVER
良質なR&Bとポップス、そしてこの色気。
22歳にしてこの成熟っぷり。半端ない。なんというかこの時点で完成され過ぎてて、この先が心配(誰目線)。
相変わらず声がエロい。
というかあんまり聞かないうちにどんどん歌謡曲的な部分が深化していっててビビる。
ミノタウロス / 肖像
Youtuberみのが率いるミノタウロス。
日本語ロックへのルーツと敬愛をヒシヒシと感じる名盤。
上田麗奈 / Empathy
「RefRain」とは全く違う、春のような暖かさを感じるアルバム。
「あまい夢」があますぎて蕩けそう。
駒形友梨 / a Day
サッパリとしたネオアコが魅力的。前2作もこういうテイストの曲はあったけど、全編がシティポップ風味で仕上がっていたので個人的にはこれが1番好きかも。
Song of LISTENERS:Side Good Bye (SIde Hello)
音楽ネタのアニメなだけあって、音楽への力の入れっぷりは凄い。あとりえりーの歌い分けも見事。
本編は残念なことになったけど、このアルバムが出たというだけでもこのアニメには価値があったと言えると思います。