どうも。
実は音楽を聴くのと同じく映画鑑賞が趣味な僕です。
といっても住んでるとこがクッソ田舎なので新作映画に全然触れられてないんですよね(笑)
そんなわけで多分今年はもう映画館で映画見ないんじゃないかなぁと思うので
ちょっと早いですけど、今年見た「今年公開映画」の感想をずらーーっと書き連ねてみたいと思います。
一応見た順で紹介してきまーす。
「カイジ 動物世界」
2019年1月18日公開。DVDで鑑賞。
中国でリメイクされた「カイジ」リメイク。
実写カイジって言ったら日本では藤原竜也の絶叫演技だけが独り歩きしてる感がありますが、漫画実写作品にしては評判は高くて来年には映画3作目が公開される予定。
でもこの実写カイジは原作でも屈指の人気を誇る「限定じゃんけん」のエピソードが大幅に省略&単純化。かなりショボくなっちゃってます。
中国カイジではこの「限定じゃんけん」を映画まるまる1本使って完全再現。
この点においては藤原カイジver.を完全に上回ってます。これを確認するためだけに見て損なし!
しかも原作の兵頭にあたる役柄にマイケルダグラスを当てるという…。マイケルダグラスとは今作では顔を合わせるだけで直接対決は無いので続編作る気満々っすねぇコレ。
ただカイジがリア充のイケメン(ヒモで看護師の彼女持ち)でどうしようもないクズさが薄れてるのと、妄想癖設定が追加されたせいで謎にアクションシーンがぶっこまれてる点が微妙な気が…。
スパイダーマン:スパイダーバース
2019年3月8日公開。DVDで鑑賞。
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パラレルワールドのスパイディーがいっぱい出てくるお話。
実写スパイディーではなく、アメコミのスパイディーの映像化ということもあってアメコミの雰囲気をそのままパックしたような演出が凄い。
そして凄い力作なんだろうなぁっていうのが素人目からしても分かるアニメーション。
アカデミー賞とやらゴールデングローブ賞やらを取ってるみたいだけど、それも納得の完成度。これは凄いっすわ。
次回作も制作決定したみたいでそちらにはなんて日本発のスパイダーマッ!が出るみたいなので期待。
(実写アメスパ2で死んじゃったグウェンが別次元ではスパイダーマンとして生きてるのを見て泣いてしまった…)
映画『スパイダーマン:スパイダーバース』本編映像<スパイダー・グウェン編>(3/8全国公開)
スパイダーマン:ファーフロムホーム
2019年6月28日公開。劇場で鑑賞。
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トムホランド・スパイディー2作目!
あのアベンジャーズ:エンドゲームの続きが描かれていることでも大きく話題にもなった今作。
でも僕マーベル未履修勢…。
見たのは今作の一個前の「スパイダーマン:ホームカミング」と「アイアンマン」、「ドクターストレンジ」、そして「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」シリーズ2作だけ。
でもそんなマーベル未履修の君も大丈夫!
ぶっちゃけ「故アイアンマンがどうやらスパイダーマンにとって大きな存在だった」ってことを押さえておけば楽しめます。
僕が死ぬまでに一度は行きたいヴェネツィアが冒頭でぶっ壊されて茫然となりましたけど、基本的にはスパイダーマンらしい作品だったと思います。
前作がちょっとマーベルへの依存色が強くて「マーベルありき」作品だと感じてたんで、この2作目でようやく新生スパイダーマン!!!って感じがします。
で、個人的に推したいのがスパイダーマン(ピーターパーカー)演じるトムホランドと
MJ演じるゼンデイヤのカップル。確実に実年齢より上なのに初々しい高校生カップル感がすごーく出てて微笑ましい…。
あと超絶モデル体型のゼンデイヤちゃんがツンデレ少女なのがタマラナイデス。
映画『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』予告(6.28世界最速公開)
天気の子
2019年7月19日公開。劇場鑑賞。
「君の名は。」はめっちゃ面白かったんですけど、「天気の子」はあんまりハマれなかったなぁというのが素直なとこ。
いろんな面で「君の名は。」へのアンチテーゼ…とまではいかないけど、それに近い方向性なんだろうなというのは察したんだけど、主人公のなかなかの我儘ボーイっぷりがあんまり好きになれなかったです。
あと劇場出たらめっちゃ豪雨だったし(それは関係ない)。
花澤綾音って狙いすぎでは・・・???
2019年8月2日公開。劇場鑑賞。
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ハゲ(ドウェイン・ジョンソン)とハゲ(ジェイソン・ステイサム)が繰り広げる知能指数0な筋肉満載アクション映画。
ワイルド・スピードのスピンオフみたいですけど、またしても僕、ワイルドスピード本編未履修!!!
でもこの映画に予習は必要ないです。
だってワイルドスピードのくせにカーアクションあんまりしないんだもん。しかもスーパーコンボって言いながらこの2人、全然コンビネーションしてねぇーんだもん。
とにかくすべての障害を筋肉と力技で捻じ伏せる脳筋っぷりがこの映画最大の魅力で、もはやそれ以外に語るところがない。それでいいんじゃんっていう映画です(適当)。
ただ最後の方に急に家族愛とか言い出して、サマーウォーズっぽい様相になってたのは笑ったし、「筋肉サマーウォーズ」って渾名がつけられてたのを知った時は腹抱えるくらい爆笑した。
ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド
2019年8月30日公開。劇場鑑賞。
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タランティーノ監督作品。なんといってもディカプリオとブラピの初共演作というとんでもないトピックを持った映画。
実際にあったシャロンテート殺人事件とその当時のハリウッドと文化を下敷きに
語られるタランティーノの映画愛‥‥なんてそれっぽいこと言ってるけど、タランティーノ作品はそんなに見てないんだよねぇ(笑)
でも凄く楽しかったです。
全体的にオールディな空気感が伝わってきて、監督はこの時代がホントに好きなんだなぁって伝わってきたし、映画そのもの…というよりかはそれに人生を捧げる俳優の生き様を描くことから映画への愛を感じました。
だからこそ史実では無残に殺されてしまったシャロンテートが自分の出演した映画を見に行って、周りの反応を見てニヤニヤしてるシーンとかが描かれてるのが辛い。
だからこそ彼女に生存の道をこの映画では示したのかなァとか考えたり。
映画『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』予告 8月30日(金)公開
イエスタデイ
2019年10月11日公開。劇場鑑賞。
- アーティスト: ヒメーシュ・パテル,ダニエル・ペンバートン,ジョン・レノン,ポール・マッカートニー,アーデム・イルハン
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「 もしも自分以外がビートルズを知らない世界になってしまったら…」っていう音楽ファンなら誰もが妄想したであろうネタをマジで作った映画。
といってもこの手のネタは多分これが初めてじゃないし、
僕自身も似たような設定の「ぼくはビートルズ」っていう漫画で読んでことがあった。
その作品は面白かったので、この映画も結構期待してた。
んだけど、正直微妙だったなぁ。
わりかしオーソドックスなラブストーリーがメインでビートルズは主人公がのし上って行くための道具みたいにしか見えなかったのが何とも…。
なんかもうちょっとビートルズにフォーカスしてほしかった気持ち。
ただビートルズがいない世界でOasisがいないことになってたりする音楽小ネタはクスクスきたし、終盤に出てくるあの人物の登場には見た人は誰でもグッとくるでしょ。
あと完全に咬ませ犬役だったのにあんだけのシーンに出てくれたエドシーランの好感度が爆上げになりました。
キングダム
2019年4月19日公開。DVD鑑賞。
大人気漫画「キングダム」の実写映画化。
映画化のニュースが伝わった時は例に漏れず「実写化絶対反対勢」が山のように湧いて出た記憶なんですけど、蓋を開けたら特大ヒットで評判も上々という。
僕自身キングダムは前に一回さらっと読んだきりだったので、原作がどうこうについては言及できないんですけど、
パッと見た印象としては金かかってるなぁ~っていうのとそんだけ金をかけただけのクオリティの高さはあるなぁと。アクションシーンとか結構近年の邦画にしては‥‥というかなかなか邦画離れしてる感じがあって見ごたえが凄い。
「るろうに剣心」もそうだったけど歴史モノ系は意外と実写行けるんじゃね???
そして山崎賢人。すごく良いです。実写映像請負人みたいな立ち位置で批判に晒されがちですけど、僕は彼を「熱海の捜査官」で初めて見たときから彼はビックになるぞって信じてました。
2019年11月22日公開。劇場鑑賞。
昨年公開された映画「あさがおと加瀬さん」に続く百合漫画アニメ化です。
友達いないボッチ女子がクラスカースト最上位美人と…っていう童貞の妄想みたいなお話なんですけど作者女性なんですって。すげぇ童貞の気持ちわかってんじゃん…。
まぁ百合百合しい…ってほど百合百合しくは無くて、
自己と他者みたいなテーマが結構がっちり描かれて、それを終盤にお互いがぶつけ合うシーンがあったんですけど、そこがエモかった。青春だなって。
青春ゾンビが再発しそうです。
はい、長くなったけど
これで今年見た「今年公開の映画」は以上です。
この中でベスト1を決めるとすると「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」かな。3時間近い作品だったけど、これは今まで見てきた映画の中でも上位に入るくらい良かった。
でももっと劇場に足を運びたかったなぁ。。。。
来年はもっと映画見に行けますように。