最近みた映画のまとめ感想とか
引っ越し大名(2019)
定期的に制作されるコメディチックな時代劇もの。これもその一種。
幕府やら藩に無理難題を押し付けられて、それを冴えない下級藩士に押し付けられて…的なもはやパターン化した展開。最後に来るお涙頂戴な感動シーン。
監督は違えども「あれ?これ見なかったっけ?」っていう既視感を覚えます(笑)
それでもこの系統の映画、なんだかんだ面白いです。ガチガチのフィクションじゃなくて、根幹のとこが史実だから、っていうのもあるでしょうね。
たとえば今作においてありえないポイント「度重なる国替え」は史実。この史実があるからこそ面白可笑しく脚色しても「ほんとにあったかも?」と観客を信じ込ませられるんでしょうね。
「現実は小説より奇なり」ということなのでたぶんこの手の映画を撮るための歴史ネタは尽きることはないんじゃないかなぁ?と思いますし、これからもいろんなネタで歴史映画作ってほしいっすね。
映画『引っ越し大名!』予告90秒 8月30日(金)荷造り開始!
鋼の錬金術師(2017)
キャスト公開時点で荒れに荒れて、興行収入的にもイマイチだった黒歴史に近い実写化。ようやく見ました。
僕も期待したんですよちょっとだけ。山田涼介のエドは意外と様になってたし、アルのCGは完璧じゃないですか。
でも現実は非情。2時間近く「ハガレンっぽいけどハガレンではない何か」を見せられます。
中途半端に原作エピソード切り貼りしてるんでまぁこりゃファンもぶちぎれますわ・・・。
「ありえない実写映画」として酒飲みながらツッコミながら見る、それが正しい見方だと思いますね。素面で見ると苦痛。
でもまぁ良いところもあるっちゃあるので、愛すべきクソ映画って感じですね。
ハッピー・デス・デイ(2017)
僕の大好きなタイムループモノ!
”死に戻り”っていう点だと「リゼロ」っぽいかもしれん。
主人公がビッチで性格最悪っていうのも「リゼロ」に近いか?
ホラーにありがちな意味不明な行動で窮地に陥ったりする展開が無くて、割とループを繰り返していくうちに自分を殺した犯人を追い詰めていく…という感じがすごーくストレスフリーで良い。その過程で主人公も成長&変化していくので、主人公の好感度がマイナスから右肩上がりになっていくのもポイント高い。
タイムリープモノの新しい傑作ですわこりゃ。
フェノミナン(1996)
「パルプ・フィクション」のトラボルタがかっこよすぎて、なんかトラボルタが良い感じの奴みたいなぁ~って思ってみた作品。
不器用な男の純粋な愛の物語にSF要素少々…な作品。
割とシンプルな感動作なんですけど、トラボルタが一般的なイメージとは違う、誰からも愛される優男を演じてるっていうのがギャップがあって良い。ただ結末が悲しいのなぁ…エンディングのエリッククラプトンの「Chage the World」が染みるぜ…。
Change the world [日本語訳付き] エリック・クラプトン