みなさんいかがお過ごしでしょうか?
コロナでおうち時間を思う存分堪能した方もいらっしゃるでしょう。
なにやらTLではあつ森、FF7のリメイクが凄く話題になっていましたが、
わしはそもそもスイッチもPS4を持ってない。
そんなわしが某TSUTAYAで投げ売りされてる一本のゲームに目をとめました。
逆転裁判4!!!!!!!!
なんとワンコインで投げ売り。こりゃ酷い。
作品自体はDS版を既にプレイ済みでしたけど、あまりにいたたまれなくて購入。
そんなこんなで久々に逆転裁判4をプレイすることになりました。
知らない人へ軽く逆転裁判を説明すると…
主人公を操作して無罪の被告人を裁判で無罪にするという法廷アクションゲーム。
成歩堂龍(ナルホドくん)一が主人公を務めた成歩堂3部作(1~3まで)があり、そこから作中で7年後を舞台にしたのが今回買った「逆転裁判4」になります。
この「4」。主人公に王泥喜法介(オドロキくん)を据えて、シリーズの再スタート的作品だったんですけど、まー酷い評価をなされておりまして。
トリックの強引さとか裁判のツッコミどころとかはシリーズ恒例なのでフィクションとして目をつぶるとしても、まぁ主人公の扱いが悲しくなるくらい酷い。
ざーーっと書くと
・初法廷で師匠が捕まる。
・新たなに師匠になった旧シリーズ主人公・ナルホドくんからの基本的に扱いが酷い。仮にも部下?弟子?なのに、ナルホドくんがオドロキくんを気に掛ける描写が皆無すぎて泣ける。
・相棒でナルホドくんの養子であるみぬきが相棒になるんだけど、作中で信頼関係が芽生えたような描写もない(そしてやたらオドロキくんへのアタリもやたら強い)。
・というか基本的にみんなオドロキくんへのアタリが強い。比較的好意的な態度を取ってくれるのが敵である検事キャラだけという始末。
・そんな中、オドロキくんが必死に頑張ってたのに、最終話の一番良いところをぜーーんぶナルホド君に持ってかれる。
・そんなわけで王泥喜自身の成長もほとんど描かれない。
この仕打ちである。主人公(笑)扱いで泣ける。
なんか旧シリーズは主人公サイドはもっと信頼関係があったはずなんだけど、
「4」はなんかバッチバチである。不仲…ではないけど、凄くビジネスライクな関係。
オドロキくん、ストレスで禿げないと良いけど…と要らぬ心配してしまった。
あと、ナルホド君が「4」では弁護士バッチをはく奪されているんだけど、
その原因が作った犯人がとんでもなくしょうもない奴らで動機もどうしようもない。さながらコナン映画の犯人の様。
旧シリーズファンブチ切れ確実案件。
そして
今回買った3DS版はただDS版を高画質にして3DSに対応してるようにしただけなので、テコ入れもアレンジも何一つなく、オドロキくんの不遇っぷりは改善されてません、
あぁ…(涙)
ただ、ただね。
この「4」の主人公(笑)状態から
「5」、「6」と成長していき、「6」は文字通り「逆転」して自他ともに認める"主人公"になる様は爽快なんですわ…。
そんなこんなで改めて考えると
「逆転」を体現するといった意味ではおそらくナルホド君よりも彼が似合う気がします…まぁ図らずもって感じなんですけど(笑)
そんでもって再プレイして感じたのは
僕個人としては「4」嫌いじゃないってこと。
なんかオドロキくん、弄られてこそ輝くキャラだなぁって思ったし、みぬきちゃんとの歯に衣着せぬやり取りとか大好きです。あれは成歩堂×真宵コンビでは出ない魅力だと思います。
あっ、あとシリーズ恒例の「追求」のテーマ、あれは「4」が一番カッコいいと思ってます。
んーーでもやっぱりオドロキくん、可哀想かな???(笑)