3年ぶりのサマソニの日に発熱でまさかの参戦できず…という
とんでもない夏だった2022年。
直前過ぎてチケットも掃けず、薬代諸々で純粋に4万円くらいマイナスでもう心ズタボロ。
最近ようやく音楽と向き合うが気持ちが回復したのでブログ書いてます。
とりあえずここ数カ月聞いていた新譜感想です。
ちなみにThe 1975はサマソニで見れなかったショックがデカすぎて、まだ新曲を聞けてないです…。
元Jelly FIshのロジャー・マニング、エリック・ドーヴァー、ティム・スミスが結成したバンド。
海外で「Threesome」と題したEPが3枚リリースされており、今作はそれをアルバムとして再編集した日本独自アルバム。
Jelly Fish時代のフロントマンでソングライターでもあったアンディ・スターマ―の不在が残念だけど、
彼と対をなすソングライターであったロジャーのポップセンスは今作でも遺憾なく発揮されており、Jelly FIshの捻くれたパワーポップが好きだった人の期待に120%答えてくれる1枚。
仕事終わりに駆け込みでフジロック配信見ましたよ! 素晴らしかった!Seven Nation Armyのラスボス感何なんだろうな、ホント画面越しでも轟音が伝わってきた。
そんなジャックの今年2枚目の新作。
前作はロック寄りだとすると今作はアコースティック寄りの作風。もともとブルースとかカントリーの素養を感じる曲を書く人だったし、意外とメロディが素敵なのでこういった普段やらないであろうアコースティック路線で1枚作ってくれて凄く嬉しい。超大好き。
麻倉もも3rdアルバム。
前作から制作陣が一新した模様で、サウンドメイキングも様変わり。
恋愛小説、少女漫画的な歌詞は変わらずだけど先行配信された「シロクジチュウム」を筆頭にボカロ的な音色であったり、ファンキーなビートであったり、チルっぽいシティポップサウンドであったりとかなり多彩。そんでもってリード曲はジャージーな曲という…言ってしまえば一貫性が無いんだけど、そのバラバラさも魅力的な作品。
フロントマンのトム・ミーガン脱退というバンド史上最大の危機を乗り越え、リリースされた新生カサビアンの一作。
トムが歌うのをそのままサージが、というよりかはサージがフロントマンとして歌うことを前提として制作されているようで、新しいカサビアン像だとしては意外とすんなり受け入れられる。
一つ大きな違いがあるとすれば、トムのヴォーカルが最大限に生かされるようなアンセムチューンが無く、サウンド的にも映画音楽的な側面があって、よりアルバムとしての統一性を重視した作りになっている点。意外とこの路線はハマってたと思う。
TOTOの創設者にして初期のコンポーザーであるデヴィット・ぺイチ、初のソロアルバム。
先んじてソロ新作をリリースしたスティーヴ・ルカサー、ジョセフ・ウィリアムズの2人も参加しており、もはやTOTOの新作なんでは?という瞬間もいっぱいある。
7曲とフルアルバムというよりかはミニアルバムなんじゃない?という短い作品だけど、ぺイチのソングライターとしての才能を改めて感じられる作品だし、
TOTOのフロントマンはルカサーかもしれないけど、核はぺイチだよなぁと再認識させられた。
…にしても法的な問題とかあってTOTOとして新作作れないのは…どうなんでしょうか?残念すぎる。
Two Door Cinema Clubの5枚目のアルバム。
巷で話題の80'sっぽさも取り入れつつ、テクノ要素も取り入れながらも踊れるギターポップに仕上げてくる辺りは職人芸に近いものを感じる。
TDCCのアルバムで楽しくなかったことが無いので、その辺の信頼感にきっちり答えてくれる辺りにさすがの一言。
絶賛公開中の映画「ブレットトレイン」のサウンドトラック。
トンデモ日本+アクション俳優と化したブラピにデヴィットリーチを添えて…というみるからにカオスな映画なんですが、超面白いです。おススメ。
…というのは置いておいて、そんな映画のサントラもまぁまぁヘンテコ。
予告編でビージーズの「Stayin' Alive」がかかってたんですけど、本編では女王蜂のアヴちゃんが歌唱(しかも歌詞が日本仕様にちょっと変わってる)だったり、
真田広之出演シーンがそのまま脳裏に浮かびそうなカルメンマキや最高潮に盛り上がるシーンで掛かる麻倉未稀、エンドロールでシャウトする奥田民生、お決まりのSUKIYAKi…などなど選曲、人選等々もなかなかぶっ飛んでて、良いです。
もーもーもん♪
beabadoobeeの2nd。
よりシンガーソングライター的アプローチの作風に移行して、
ネオアコっぽい空気感が醸し出されるようになって凄く良い。こないだThe Sundaysをカバーしてたのも良かったんだけど、ああいう透き通ったネオアコポップスを求めてたのでまさに「これだ!」ってなった。
サマソニ行けなかったのが悔やんでも悔やみきれない…あーもう…。
いつの間にか出てたCarvin HariisのFunk続編。
前作比でAOR、ソウル味が増して、より夏のシーズンに合うドライヴミュージックに市がってる。
というか前作はもっとEDM感というかダンスミュージックの土台の上でやってた感じがあるけど、今作は完全にそっち方面に寄せているのでもはやEDMのDJです!って言ってこのアルバム聞かされても俺は信じないと思う。
仮面ライダーWの続編的作品「風都探偵」のアニメ版の挿入歌。
タイトルから分かると思うけど本家Wのオープニング曲の歌詞&アレンジ変更ver.
数年前に龍騎の続編やった時も松本梨香を呼んで、当時の曲の続編っぽい曲を提供していた時も感じたけど、
オタクがこういうのに弱いって制作陣が分かってる…最高ですね。ちなみにアニメは見てないっす(Amazonプライムこないっすか・・・)