Quantum of Solace

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Journey11年ぶりの新作アルバム「Freedom」感想

 

 

ついに!!ようやく!!

Journeyが前作「Eclipse」からなんと11年ぶりとなるニューアルバム「Freedom」をリリースしました!!!

フリーダム

フリーダム

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今作参加のメンバーはこちら

 

ニール・ショーン (guiter)

ジョナサン・ケイン(keyboard)

ランディ・ジャクソン(bass)

・ディーン・カストロノヴォ(chorus)

アーネル・ピネダ(vocal)

ナラダ・マイケル・ウォルデン(drums)

・ジェイソン・ダーラトカ(chorus)

 

過去最高のメンバー数になっておりますが…

 

ニール、ジョナサンと共にアルバムプロデュースを務めたナラダと「Raised On Radio」以来の参加になったランディはアルバムリリース時点脱退済み。

今作でコーラスのみ参加してるディーンとジェイソンはそれぞれドラム、セカンドキーボードとして現在バンドでフルタイムで参加している…という状況。ややこしいぜ…。

(ベースはサポートメンバー起用)

 

まぁアーティスト写真に写ってるのはニール、ジョナサン、アーネルの3人だけなので正式なメンバーとしては現在はこの3人という認識で大丈夫でしょう。

 

 

肝心のアルバムの方なんですが、

前述の通りニールとジョナサンに加えて、新加入のナラダ・マイケル・ウォルデンがプロデュース、ソングライティングの部分で大きく関与。

その影響か、従来のJourney像を踏襲する一面もありつつも全体としては今までのJourneyっぽくない方向性の楽曲が結構並んでいてビックリ。

ナラダのドラムが前任のスミス、ディーンに比べても重厚な音作りなのも差別化されてて、ニールとジョナサンに負けない存在感を放っている。

ナラダのこの重たいビートを核に曲が作られてる感じなので、いわゆるJourneyっぽい曲も一風変わった印象を抱かせるようになってるし、

良い意味で変わらない、悪く捉えれば過去の焼き直し…なJourenyから一歩踏み込んだ革新的な作品に仕上がっているんじゃないかなと思いました。

個人的に好きなトラックは4,5,6,11,14,15

 

 

 

ただ傑作かと聞かれると微妙なとこで、

ペリー最後の「Trial By Fire」同様に曲を詰め込み過ぎでアルバムが1時間越え。

正直いる?っていう曲もちらほら。

メロディもやや冴えない瞬間が多くて、アンセム的な曲がちょっと不足してる感じはする。

 

あとアーネルの声がやや不調気味。前作から11年、ツアー漬けの生活を送っていてさすがに声も老いを感じるようになってきていて、

なおかつコーラスを重ねるようなアレンジが多い今作では結構アーネルのヴォーカルが埋もれてしまう瞬間が多い。

 

amass.jp

現在行われるツアーではここ最近キーを下げて歌っていたものを原曲キーに戻し、復調っぷりをアピールしてるけど、ランディが紹介してくれたトレーナーと出会ったのはおそらくアルバム収録後だと思うんで、その点はちょっと残念だったなぁ。

 

そんなちょっと気になる点はあったけど、

基本的には11年ぶり待っただけのかいはある力作に仕上がっていると思いますよ。

 

この新作を携えてぜひ来日公演を!

 

 


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