Quantum of Solace

好きなことを書きたいときに

夏川椎菜「クラクトリトルプライド」雑感

 

クラクトリトルプライド (初回生産限定盤) (DVD付) (特典なし)
 
クラクトリトルプライド (通常盤) (特典なし)

クラクトリトルプライド (通常盤) (特典なし)

  • アーティスト:夏川椎菜
  • 発売日: 2021/01/06
  • メディア: CD
 
クラクトリトルプライド

クラクトリトルプライド

  • 発売日: 2020/12/09
  • メディア: MP3 ダウンロード
 

 ついに出ました夏川椎菜のNewシングル!

布陣は以下の通り。

作詞:夏川椎菜

作曲:田淵智也

編曲:HAMA-kgn

今回はなんと彼女がフェイバリットとしても挙げているUNISON SQUARE GARDEN田淵智也による提供曲。

 

ニゾン田淵はアルバム「ログライン」を絶賛してくれていて、「アンチテーゼ」も高評価していたので、結構前から夏川椎菜に曲提供してくれないかなぁ~~~~って思っていたので、本当に俺得でしかないコラボ。

 

 しかも編曲がアルバムでも屈指の人気曲「ステテクレバー」のHAMA-kgnという

俺の考えた夏川椎菜最強布陣みたいなクレジットです。これで期待するなっていうのが無理な話よ。

 

曲自体は一聴しただけで耳に残るような田淵印ドキャッチーなメロディを兼ね備えつつ、アルバム「ログライン」からそのまま続きを描いているような歌詞とサウンドメイクが為されてる印象。

「アンチテーゼ」が曲提供側80%、夏川20%くらいに比重だった(私見)ので、

やっぱり「ログライン」と地続きな感じを表現してくれたのは凄く良かったし、こういうのが聞きたかったんだよなぁってなった。

 

そして、何回クライマックスくるんだよ!と言わんばかりに目まぐるしいプログレみたいな展開と圧倒的な勢いで駆け抜けていくような早口パートは「ステテクレバー」の進化系を思わせる。

そういった意味でも「ログライン」の続きって感じがする。

 

 その辺、ユニゾン田淵が理解度が高かったらしいのでマジで感謝しかない…。「ファーストプロット」の小ネタを曲中に入れてくれてる辺りにも"愛"を感じるよなぁ。

 


夏川椎菜 『クラクトリトルプライド』Music Video(short ver.)

 

 

 

C/Wの「That's All Right!」

「グルグルオブラート」の山崎真吾提供。

何気にポップで可愛い系は久々では??

黒髪夏川時代は「ナイモノバカリ」「gravity」とかこういう系統の曲が多かった印象だけど、「パレイド」で髪を染めてからはより自己を表現するようになったので

なんだか懐かしい気持ちになった。

 

 

 

 

それにしても今回は発売の経緯がやや複雑。

まず夏川椎菜Youtubeチャンネルでの動画で楽曲を先行公開して、

タイトル曲を先行公開&MV公開。

シングルを引っ提げてツアーで発売前にライブ披露を経て、シングルリリースに至ってます。

普通っちゃ普通だけど、

こう段階を踏んで曲を発売するまで盛り上げていくやり方、夏川椎菜はおろかTrySailでもやってなかったし。どうしたんだろう?と思っちゃいました。

メイキングとかも開封動画とかもやったりしてるし、

TrySail担当のプロデュース関係者が変わって売り方も変わったのかなァ?

とりあえず良い傾向だと思います。TrySailが知られる機会が圧倒的に増えるわけですし、もっとやってほしいっすね。